日商簿記2級は難しい?一発で合格するための勉強方法をご紹介 ( 2 )

目指せ一発合格!簿記2級に受かる勉強方法

簿記2級に合格するために大切な、4つの勉強のコツをご紹介します。

1冊の問題集を、何度も繰り返し解く

あらゆる資格試験で合格するのに大切なのは、次の2つです。

  • 専門用語に慣れること。
  • 専門的思考パターンに慣れること。

簿記2級の問題を解くには、難解な長文からすべての条件を読み取る力が必要です。そのためにも、一見難しく思える専門用語がすんなり頭に入ってくることが大切です。

また会計の問題を解く際、専門的な思考パターンを身につけておくと、あまり見たことのない問題に出会ったときにも焦らずに対応できます。

この2つの専門スキルを身につけるためには、同じ問題集を何度も繰り返し解くのが最も良い方法です。出題範囲が広いからといって問題集を何冊も用意する必要はありません。1冊の問題集にすべての出題範囲が盛り込まれているからです。

「体が慣れるまで解き込む」、地味ながらこれが最も効果的な勉強法です。

工業簿記で点数を落とさない

商業簿記の配点が60点と高いのに対し、工業簿記の配点は40点です。

「会社で会計に携わっているから商業簿記の方が馴染みがある」という理由から、商業簿記に重点をおいて勉強する方が多いようです。

しかし、商業簿記よりも工業簿記の問題の方が簡単で得点しやすいという特徴があります。70点を獲得して合格するためには、工業簿記を得点源にすることをおすすめします。

電卓を見ずに早打ちできるよう練習する

簿記は数理的処理が多いので、計算に時間をかけていると時間内に解答しきれないことがあります。そのためにも、電卓の早打ちができるように練習しておきましょう。

将来、会計のスキルを生かして就職したい方は、簿記受験を機に電卓のタッチタイピングができるようにしておくことをおすすめします。

電卓を早打ちするコツは「利き手と反対の手で電卓をたたく」ことです。

  • 右利きの方:電卓は左打ち、右手で作業
  • 左利きの方:電卓は右打ち、左手で作業

多くの問題を解くうちに身につくスキルなので、普段から電卓は利き手と反対側に置く習慣をつけましょう。

連結会計と本支店会計はパターンを覚える

連結会計と本支店会計は、2つ以上の会社のそれぞれの財務諸表を作成して合算した後、企業内部での修正仕訳を行います。この修正仕訳を難しく感じる方が多いようですが、実は修正仕訳に関連する勘定科目は取引ごとにある程度決まっています。

そのため、連結会計と本支店会計の修正仕訳について、パターンを覚えておきましょう。簿記2級では、この2つの論点に関して基礎的な問題しか出さない傾向にあるため、しっかり対策すれば得点源にできます。

簿記2級に合格するために必要な勉強時間

合格するために必要な勉強時間には、個人差があります。専門学校に通うかによっても習得率は異なりますので、一概には言えません。

例えば、公認会計士や税理士などの超難関資格を目指して勉強中の方は、ある程度カリキュラムが進んでいれば、まったく対策せずともほとんどの人が簿記2級に合格できるでしょう。

また、会計の知識がある社会人や、会計の知識の有無を問わずスクールに通う余裕のある学生の方は1~3ヶ月で合格を目指すことができます。

そのほか、会計の知識はあるものの勉強時間がとれない社会人の方の場合は、独学で3~6ヶ月内に合格できれば素晴らしいと言えるのではないでしょうか。

しかし、まったく会計の知識のない社会人や学生の場合、独学でいきなり簿記2級の試験を目指すとなれば、かなり時間がかかることは覚悟しましょう。まずは簿記3級で基礎知識を蓄えることから始め、それから簿記2級に挑戦することをおすすめします。

まとめ

簿記2級は、企業会計の実務に沿った専門的な基礎スキルを身につけるのに最適な試験です。合格するのは難しいと言われていますが、会計用語や会計処理に慣れてしまえば、それほど恐れることはありません。

簿記2級は、キャリアアップに役立つ人気の資格です。当記事が、キャリア設計を考えるあなたの参考になることを願います。

参考

簿記2級の合格に必要な勉強時間(学習時間)はどのくらい?|フォートサイト簿記通信講座

公認会計士受験制度|日本公認会計士協会東京会

簿記検定試験合格への5カ条|日本商工会議所

日商簿記2級のまとめ(勉強方法・勉強時間、合格率・難易度、おすすめテキスト・過去問集など)|こびと株.com

簿記2級になかなか受からない人はどうすべきか?|柴犬の遠吠え

【簿記2級】独学3ヶ月! 合格率13%の回でも一発合格した勉強法 | Yayoi Kuronuma

2級受験の方(3級修了)|資格の学校TAC

簿記に役立つ電卓のブラインドタッチ練習方法|簿記2級を独学で初心者のサラリーマンが一発合格した体験記

この記事をかいた人

Ginamy

慶應義塾大学経済学部卒業。日商簿記検定2級・医科2級医療事務の資格保有。経理・一般事務を経験し、結婚を機に家庭に入る。3人の男の子のママライター。自身が中学・高校・大学・資格試験の受験を経験。育児・教育・書籍に関心。趣味は整理整頓・おしゃべり・K-POP・読書。地元少年野球部に参加する息子達を夫婦でサポート。子供の夢を叶えるべく、進学塾の通信講座受講での中学受験を目指し、家庭学習を支える。息子達がいてくれるからこその青春と感動と苦悩に感謝!