簿記3級で過去問が重要な理由とは?出題傾向やおすすめ問題集 - cocoiro career (ココイロ・キャリア) - Page 2

過去問を解こう!

簿記3級の出題傾向が理解できたでしょうか。続いては実際に過去問を解いていきましょう。

まずは基礎知識を学んでから

前提として、貸方・借方の概念や基本的な仕訳の知識を学習しておく必要があります。「お金が入ってくるときは貸方?借方?」「本を買ったら何の経費で落ちるの?」ということを逐一調べなければならない段階の人は、よりシンプルな仕訳の問題を繰り返し練習して基礎力を上げましょう。

仕訳の練習問題としては「簿記検定ナビ」の仕訳対策問題や無料学習サイトの「Study Pro」が無料で取り組める問題・解説としておすすめです。また、簿記の基本を学べる参考書を購入しても良いでしょう。

参考

簿記3級の仕訳対策教材|【簿記検定ナビ】

【簿記3級独学】無料学習サイト(勉強方法・問題・予想模試)|Study Pro

解説の豊富な過去問集がおすすめ

合格するための過去問題集 日商簿記3級 ’20年2月検定対策 (よくわかる簿記シリーズ)

第1問から第5問までの詳しい解き方や過去問も10年分収録していますので参考書である程度基礎を入れた後に学ぶと理解しやすいと思います。初心者でも理解しやすい過去問集であることは間違いないです。

(引用元:良い|Amazonカスタマーレビュー

スッキリとける 日商簿記3級 過去+予想問題集 2020年度 (スッキリわかるシリーズ)

問題用紙と解答用紙がそれぞれこの本から取り外せるようになっていて、

勉強しやすい。解答がくわしいが、それでも苦手な箇所については、

テキストを開いて復習した。

解答用紙のサイズが小さいが、パソコンで本番と同じ大きさの解答用紙

をダウンロードできるので、それに書き込んで勉強した。

(引用元:私もこれで受かりました|Amazonカスタマーレビュー

簿記は用語が特殊であるため、勘違いをしたまま学習を進めてしまう恐れが捨て切れません。過去問を解いたら答え合わせだけでなく解説もしっかり読んで復習したいものです。

そのため、過去問集を購入する際は解説が豊富なものを選びましょう。また、本番試験の改定に対応するためにできるだけ出版年が新しいものを購入してください。

インターネットで解説が閲覧できるものも

簿記3級は過去問を一般には公開していないので、残念ながら無料で過去問を閲覧できるサービスはありません。ただし、「過去問の解説のみ」であれば確認できるサイトがあります。もしすでに受験した経験があるなど過去問が手元にある状態の人はそれらのサービスを利用するのも良いでしょう。

過去問が手元になく、手に入れたいという人は各出版社から販売されている過去問集を買うか、各資格予備校・講座に通うことをおすすめします。

参考

日商簿記検定 過去問題 解答:解説|実教出版ホームページ

日商簿記検定3級 第153回総評(過去問分析)|【簿記検定ナビ】

過去問に準拠した試験対策はある?

「できるだけお金を使わずに勉強したいんだけど、過去問は絶対に買わないとだめなの?」という人向けに、無料で使える試験対策をご紹介します。

商工会議所のサンプル問題集

前述したサンプル問題集は、日本商工会議所が公式に公開しているものです。1回分の試験に対応した「セット問題」が2つ収録されていますので、腕試しや模試的な使い方をするのがおすすめです。

参考

サンプル問題(2019年度以降適用出題区分表対応)|商工会議所の検定試験

簿記 サンプル問題|商工会議所の検定試験

無料で使える勉強サイト

無料の勉強サイトでも、過去問に準拠した腕試し問題を公開しています。「簿記検定ナビ」では予想問題集をPDFで配布しています。第155回の予想問題集は2020年4月下旬ごろから配布開始予定とのことです。

また、「Study Pro」でも予想問題集を公開しています。こちらはいつでもアクセス可能なのでまとまった時間があるときに挑戦してみると良いでしょう。

ただし、これらの無料サイトで配布されている予想問題集はあくまでも運営者の経験によって作成されているものであることを忘れないようにしましょう。確実な出題傾向をつかみたいのであれば、やはり正式な過去問を購入して勉強するのが王道です。

参考

日商簿記検定3級&2級 予想問題「簿記ナビ模試」の無料配布ページ|【簿記検定ナビ】

完全予想模試|【Study Pro】(日商簿記3級) 

まとめ

日商簿記3級の過去問情報をご紹介しました。過去問は出題傾向と押さえるべきポイントを知るために重要ですが、まずは基礎的な知識を頭に入れていることが大切です。勉強のポイントを最後にもう一度確認しましょう。

簿記の勉強がまったく初めてという人は用語の意味を正確に理解するところから始めましょう。実際に覚えるためには仕訳の問題を繰り返すのがおすすめです。

貸方・借方を間違えなくなり、一般的な勘定科目が理解できるようになったら財務諸表や伝票などの作成方法も確認しましょう。一通り学んだら過去問に取り組んでください。

過去問が無料で手に入るところはほとんどないので、各資格予備校・講座に通うか問題集を購入しましょう。最近の試験範囲改定に注意し、新しい過去問の入っているものを入手してください。各設問の主眼や出題されやすいポイントに注意して、取りこぼしのないよう勉強を進めていってください。

参考

良い|Amazonカスタマーレビュー

私もこれで受かりました|Amazonカスタマーレビュー

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akahoshitomoka

piggiesagogoクロシェター・ライター。 オリジナルの編み物作品の作り方を販売しながらライターもしています。守備範囲はハンドメイドから不動産まで。三浦半島が好きです。