専門学校のAO入試とは?試験の流れや合格率についても説明 - cocoiro career (ココイロ・キャリア) - Page 2

専門学校のAO入試の流れ

専門学校のAO入試の流れは、次の5ステップで展開されています。

  1. 志望する学校のオープンキャンパスに足を運び、学校の様子やAO入試などの情報を入手します。
  2. エントリーシートを提出:前述にも触れましたが、専門学校のAO入試を志願するならエントリーシートを書くのが必須。6月からスタートの学校もあれば、7月以降にスタートする学校もあるので、エントリーシートの提出開始時期を調べておきましょう。
    ※エントリーシートのまたの名を「志望理由書」と表記される場合があります。
  3. 試験:面談や課題などの各学校の試験に挑みます。併せて書類選考も実施されます。
  4. 出願→最終選考:試験通過者には、面談や作文(※学校によって試験内容に違いあり)などの試験が実施されます。
  5. 合否発表:合格したら、入学前の課題やレポートなどの課題をこなします。

専門学校のAO入試合格者の割合

専門学校のAO入試で気になるのは、どのくらい合格率かということかもしれません。

大学のAO入試では、選考方法にグループディスカッションなどというユニークなやり方をとっていることや、面接も1つのことを深掘りした内容といなっていることもあり、合格者もいれば不合格者もいます。

一方、専門学校のAO入試は、面接および面談、書類を軸として選考します。しかも面接の内容は、志望動機や自分の長所や短所を述べるなど……、事前の対策をしておけば対応できる内容となっています。面接において、学校が望む学生像とあまりにもかけ離れた受験生でない限り「合格」となるので、専門学校を志願する人はAO入試を選択するのもおすすめです。

参考:AO入試で受かりやすい人とは

AO入試で受かりやすい人は、どのような特性を持っているのか知りたいという方もいるかもしれません。

まず、AO入試で専門学校に受かりやすい学生の傾向として挙げられるのが、「〇〇専門学校でインテリアコーディネーターの勉強をしたい」などの入学以降の具体的なビジョンを持っている人が多いということ。専門的な分野を学ぶという教育機関ということもあり、このように意識が高い学生が集まっているという学校も少なくありません。

また、専門学校のAO入試での「要」でもある面接で、自分のことをしっかりアピールし、学校に入りたいという意思をしっかり述べられる人も、受かりやすい人の傾向といえるでしょう。

ほかにも高校在学期間中に、部活動だけでなく、英語の弁論大会やボランティア活動などの課外活動にも積極的に参加していたという学生も、AO学校側から高い評価を得られるかもしれません。

まとめ

今回の記事では、専門学校のAO入試についてご紹介しました。試験内容は、基本的に面接・実技試験・適性検査となっていますが、学校によっては小論文を課す場合もあります。エントリー開始時期に関しては、学校それぞれに違いがあるので、オープンキャンパスのときにエントリーする日にちやAO入試の流れも一緒にチェックしておくと良いかもしれません。

そして、専門学校AO入試を選んで入学する場合、各学校では、オリジナルの特待生制度を設けています。学校によっては、高校の評定平均値によって授業料が軽減される場合もあります。

また、AO入試の受験生は「この学校で勉強したい」「将来〇〇になりたいから、この学校を選んだ」という明確な目的を持っている人が多い傾向です。AO入試で専門学校を受験する人は、このような背景や状況も考えて学校選びをしましょう。

参考

2/2 推薦・AO入試対策は万全の準備を [大学受験]|All About

AO入学試験|東京の専門学校|日本工学院

アドミッションポリシー|AO入学|青山製図専門学校

2020年度 学生募集要項|駿台トラベル&ホテル専門学校

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オダルミコ

都内在住のライター。子育て・教育・ライフスタイル・働き方を中心に心をこめて執筆をしています。ライティングを通して、知識が増え、視野が広がることに生きがいを感じています。プライベートではティーンエイジャーの娘と息子の母です。