異動回数を企業はどう見ているか?
応募者の異動回数によっても、採用担当者に与える印象は異なってきます。ここからは、異動回数が多い場合と少ない場合に、採用担当者が応募者をどのように見るかということについて解説します。
異動回数が多い場合
異動回数が多い場合、異動の内容によっても採用担当者の見方は変わってきます。例えば昇進などによる異動は、回数が多くても段階的に出世していることが分かれば、採用担当者も高く評価してくれるでしょう。
異動回数が1年や2年などの短期間で行われていたり、「経理部」から「営業部」などあまり関係のない部署間での異動が多かったりすると、採用担当者が「応募者に何か問題があるのでは……」と不安を抱くことも考えられます。
異動回数が多い場合は、異動先での業務内容や仕事を通して得たスキル・経験などを記載してアピールし、できるだけプラスのイメージを持ってもらえるようにすることが大切になります。
異動回数が少ない場合
異動回数が少ない場合は、応募者の勤めていた会社がベンチャー企業なのか中小企業なのか、それとも大手企業なのか……、その種類によっても採用担当者の捉え方が変わってきます。
ベンチャー企業や中小企業では人数が少ないこともあり、人事異動があまり頻繁には行われない傾向にあります。一方、大手企業の場合は、社員のやる気を向上させる、能力の幅を広げる、適性を見るなどの理由から、3年や4年くらいの間隔で人事異動を行うことが多くあります。
このように、応募者の勤めていた企業規模などによっても異動回数の持つ意味合いが変わってきますので、自分の異動回数が採用担当者にどのように見られるのかをよく考えて書きましょう。
履歴書や職務経歴書を無料添削してもらう方法
採用率を上げるためにも、履歴書や職務経歴書を転職のプロに添削してもらうことをおすすめします。添削をしてもらうと誤字脱字が見つかったり、自分では気づかなかった点に気づけたりしてメリットが多くあります。ここからは、履歴書や職務経歴書を無料添削してもらう方法について解説します。
ハローワーク
ハローワークには、無料で履歴書や職務経歴書を添削してくれるサービスがあります。また、応募書類に関するセミナーが開催されたり、ホームページ上で書き方の記入例を閲覧できるなどのサービスを受けることができます。
ハローワークでの添削は、添削する職員の能力によってレベルの違いが出てしまうこともあるようですが、他人の目で見てもらうことは重要なので利用してみると良いでしょう。
転職エージェント
転職エージェントによる添削も、無料で添削をしてもらう方法の一つです。転職エージェントはこれまでに多くの添削をしており、履歴書や職務経歴書を見るプロだと言えるでしょう。職種ごとの書き方のコツや、採用担当者に会いたいと思わせる履歴書の書き方、アドバイスや改善点など、担当者に細かな点まで指導してもらうことができ、転職エージェントならではの手厚いサービスを受けることができます。
下に、添削にも強いと評判のおすすめの転職エージェントを3社ご紹介します。ぜひ利用してみてください。
女性の転職に強く、担当者による手厚いサポートが魅力的な転職エージェントです。履歴書や職務経歴書の書き方など、初歩的な内容にも対応してくれます。
Dodaのエージェントサービスは、業界に合わせた職務経歴書の書き方など細かな点まで添削してくれます。キャリアコンサルタントによるサービスの質の高さが評判です。
外資系企業への転職や、ハイクラス転職などを考えている人におすすめの転職エージェントです。添削だけでなく、将来のキャリアについてなど、さまざまな相談に乗ってもらえます。
まとめ
履歴書の異動の書き方は、異動内容などによって記入の仕方が変わります。より強くアピールしたい場合は、職務経歴書に補足内容を書くと良いでしょう。書き方のポイントや異動回数が採用担当者に与える印象などを知ることで、より良い履歴書の作成を心がけましょう。
ぜひ、こちらの記事を参考にして、採用担当者の目に留まるような応募書類を作成してください。
参考
【履歴書】異動が多い場合はこう書く!採用側の本音をご紹介!|HOP!転職
【転属が多い際の履歴書の書き方とは】例文と合わせてご紹介 | JobQ
履歴書を無料で添削してもらう方法とは?履歴書添削に強い転職エージェント | ジョブインフォ
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