【ケース別】履歴書の書き方
休学以外にも、イレギュラーな学歴を記載する必要がある人もいます。ここでは、休学以外に、通常と異なる学歴をどのように書くべきかについてご紹介します。
浪人・留年した場合
1〜2年以内の浪人・留年の経験は、選考にはあまり影響が出ないようです。浪人や留年をした場合でも、入学・卒業年を見れば一目で分かりますので、特に学歴欄に記載する必要はありません。病気や家庭の事情などで、止むを得ず長期の浪人または留年をしてしまった場合は、履歴書の備考欄に書いておくようにしましょう。
中途退学した場合
中途退学した場合、退学した学校は正式な学歴とはならないため、その1つ前の学校が最終学歴となります。しかし、不自然なブランクがあると「この期間何もしていなかったのだろうか?」と疑問に思われるので、学歴欄には「中途退学」と記載するようにしましょう。止むを得ない事情や前向きな理由で中途退学した場合は、理由も合わせて書いておくことをおすすめします。
<書き方の例>
平成◯◯年4月 東京都立◯◯高等学校 入学
平成◯◯年3月 東京都立◯◯高等学校 卒業
平成◯◯年4月 ◯◯大学△△学部××学科 入学
平成◯◯年◯月 ◯◯大学△△学部××学科 中途退学
親の介護のため
転校した場合
学校を転校した場合は、入学の下に転入先の学校名を記載し、「転入学」と書きます。
<書き方の例>
平成◯◯年4月 東京都立◯◯高等学校 入学
平成◯◯年4月 私立△△高等学校 転入学
平成◯◯年3月 私立△△高等学校 卒業
まとめ
履歴書の学歴欄における「休学」の書き方についてご紹介しました。「休学」など通常と異なる経験は、書き方のルールを守り、採用担当者への印象を意識しながら理由を記載することが重要です。少しネガティブな理由でも、書き方を工夫することでアピールポイントにつなげることができます。当記事を参考にして、印象の良い履歴書作成にぜひ取り組んでみてください。
参考
履歴書の「学歴・職歴」の書き方 (入学・卒業年度早見表・留年/休学時等の記載例付き)|エン転職
【休学した場合の履歴書の書き方】中退や留学などのケースもご紹介|就活の未来
履歴書の休学経験の書き方マイナスイメージを与えないポイント|履歴書Do
休学理由は書くべき?休学経験がある人の履歴書の学歴欄の書き方|ジョブインフォ
【例文付】休学したら履歴書にどう書く?浪人や留学などのケースも紹介|SUWABLOG