リスタートにおすすめの参考書
リスタートにおすすめの参考書は、簿記初学者を対象にした3冊です。基礎基本を振り返ることで、理解している内容とあやふやだった内容をはっきり認識することができます。ぜひ基礎を固めて、合格への第一歩を踏み出す参考になさってください。
はじめての人の簿記入門塾―まずはこの本から!
Amazonの売れ筋ランキング「簿記」の1位にも輝いた、累計発行部数15万部を突破している簿記入門書の決定版です。特徴は、活字が苦手な人でもすんなり読み進めることができるようポイントがマンガでまとめられていることです。
また、基礎基本の解説だけでなく、取引例や練習問題を利用して、解きながら覚えることができるようになっています。予想問題集や過去問題集との併用は必須ですが、実際に手を動かして学習できます。リスタートする際に、どの程度基礎基本が分かっているかを知る目安にもなります。
ホントにゼロからの簿記3級 『ふくしままさゆきのホントに』シリーズ
簿記系ユーチューバーの「ふくしままさゆき」さんが、簿記・会計の知識がまったくない方を対象に、簿記3級の入門書として書いた本です。
ポイントは、電卓がなくてもスマートフォンやタブレットがあればいつでもどこでも学習できる点です。なぜなら、すべての章に無料YouTube動画がついており、それを視聴すれば理解が進む仕様になっているからです。kindle版は99円で販売されており、リーズナブルな点もおすすめのポイントです。
スッキリわかる 日商簿記3級 第10版 [テキスト&問題集]
TACの講師陣の力を結集して作られた初学者向けのテキストです。テキストと問題集が一緒になっているため、自分の理解度を確かめながら学習を進めることができます。
「スッキリわかる」というタイトル通り、イラストや図表が豊富に活用されており、難しい内容も理解しやすくなっています。また、ネコのキャラクター「ゴエモン」の疑問を一緒に解いていくストーリー仕立てになっているので、読み物としてもおすすめです。さらに、収録されている総合問題(チェックテスト)には、解き方講義動画も付いています。
まとめ
簿記3級は、2人に1人が落ちる難しいレベルの検定試験です。落ちたことは決して恥ずかしいことではありませんし、試験を受けるまでに勉強してきたことは合格するために必要な知識の一部になっています。合格するためには、試験結果の分析を行い、自身に合った勉強スタイルで学習を進めることがポイントです。今回ご紹介した参考書や勉強法がリスタートを切るヒントになれば幸いです。
参考
簿記3級に落ちた!→「次受かる」のは意外とカンタンです|こびと株.com
簿記3級に落ちた方へ! 再受験に向けてすべきこと|初心者から簿記に受かる勉強法
日商簿記3級に2度も落ちました。簿記は適性が……|Yahoo!知恵袋
簿記3級は過去問と問1が超重要!後悔しないための2つのポイント|オクラビット
簿記3級、なぜ落ちたのか?振り返る|日商簿記 30代からの 合格への道!