手取り32万円で注意すべきシチュエーション
手取り32万円の生活レベルは平均よりも高い生活レベルとなりますが、ボーナスがない場合や扶養家族がいる場合などは、生活が苦しくならないよう注意する必要があります。それぞれ詳しく紹介します。
ボーナスがない場合
手取り32万円といっても、ボーナスがある場合とない場合とでは年収額に大きな差が生じます。ボーナスは年収の約12%といわれており、会社によってはボーナスを受けとることで年収が600万円以上となることもあるようです。ボーナスがない場合は手取り以上に収入が増えるわけではないため、病気になって働けなくなってしまったり、結婚して扶養家族が増えた場合などは、最低限の生活環境が保たれるよう、あらかじめ貯蓄に回しておく必要があります。
配偶者や子供など、扶養家族がいる場合
手取り32万円の場合、一人暮らしの場合は生活に余裕がありますが、配偶者や子供などの不要家族がいる場合は、生活費がかさむため、生活レベルも余裕があるとはいえません。特に子供の場合は教育費などがかかるため、将来に備えて貯金をする必要があり、さらに食費や生活費なども家計を圧迫する可能性があります。
一人暮らしの場合は毎月7万円ほどの貯金ができていたとしても、配偶者や子供がいる場合は、外へ出掛けたりイベントに参加することもあるでしょう。そのため、家計管理をしっかりとしなければ、手取り32万円の場合は生活が苦しくなる可能性もあります。節約をして少しでも出費を抑えることができるよう、生活を工夫する必要があるでしょう。
手取り32万円でも家計管理はしっかりと行おう
手取り32万円は平均収入よりも高いことから、比較的余裕のある生活を送ることが可能です。しかし、ボーナスが出ない場合や配偶者がいる場合、不測の事態で収入が減ってしまった場合などは、手取り32万円でも生活が苦しくなる可能性があります。余裕があるうちにしっかりと貯金をし、将来のために貯蓄をすることで万が一の事態に備えることができます。「平均収入よりも高いから大丈夫」とは考えず、家計管理はしっかりと行うようにしましょう。
参考
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