インターンシップのエントリーシートのポイント
インターンシップに参加するために必要となる、エントリーシートを書く際のポイントをご紹介します。
企業は何が知りたいのか
リクナビが「エントリーシートを通して知りたいことは何か」をインターン採用担当者163人にアンケートを取った結果は以下のとおりです。
アンケートの結果、最も多かったのは「経験やスキルが自社が求める要件にマッチしているか」(58.3%)。そのほか、「人柄やスタンスが自社の社風とフィットしそうか」(55.2%)、「学びたいこと、やりたいことがインターンのプログラムで実現できそうか」(54.0%)、「インターンへの参加意欲が高いか」(52.8%)が続きました。
(引用元:【記入例付きで解説】インターンのエントリーシートを準備するときのポイント|リクナビ就活準備ガイド)
志望動機のポイント
志望動機を書く前に、下記内容について考えてみましょう。
- なぜインターンシップに参加したいのか
- 企業が求める人物像はなにか
入社したい企業・業界が決まっている場合と、そうでない場合で志望動機の内容は変わってくるでしょう。まずは自分に対して「なぜ?」と問いかけてみてください。
自己PRのポイント
自己PRの構成は「自分の強み」→「具体的なエピソード」→「インターンでどう生かすか」という流れが良いでしょう。ただし、企業が求めている人物像をしっかり把握した上で自己PRを書いてください。
志望動機と自己PRの両方にいえることですが、まずは自己分析と企業研究をしっかりしておくことが大切です。
インターンシップに参加する際の心得
インターンシップ採用試験に合格してからが本番です。人事の方や先輩にいい印象を与えて就職活動を有利に進めていきたいところです。インターンシップに参加する際の心得を4つご紹介します。
積極性を持ち、受け身の姿勢はNG
インターンシップで実際の業務に関わることもあるでしょう。企業側も仕事をしているので1から10まで学生に教えてくれるわけではありません。積極的に業務に携わろうとする意識を持つことが大切です。
また、指示を待つ受け身姿勢ではなく、自分から社員と関わっていくことが大切です。ただし、仕事の邪魔にならないよう過度なコミュニケーションは控えましょう。
必要であればメモを取る
メモを取らずに同じことを何度も聞いてしまっていては社会人としての評価は下がってしまう一方です。人事の方や社員との会話の中で必要なことはメモを取りましょう。メモを取ることは、やる気があると評価されますし、今後の就職活動でメモした内容が多いに役に立つこともあるでしょう。
企業研究や業界を調査しておく
インターンシップに参加する前に企業研究や業界について調べておきましょう。社員との会話の中で、「この学生はよく調べてきているな」と高評価につながります。また、企業や業界について詳しくなると、より専門的な質問ができるようになり、今後の就職活動に大いに役に立つでしょう。
自分で考えても分からないことは質問する
分からないことはなんでも質問すればいいというわけではありません。まず、自分で考え、調べてみて、それでも分からなければ社員の方に質問しましょう。
なんでもかんでも質問していたら「この学生は自分で考えようともしないのか……」と思われるかもしれません。自分で考えて分からないことがあれば質問するようにしましょう。
まとめ
インターンシップのメリットは企業の理解をより深めることができ、就活の予行演習になることです。また、人事担当者から高評価だと就活で有利になることもあるでしょう。しかし、1週間以上の長期インターンだと実際の業務を任されることもあり、学業との両立が難しくなることもあります。その場合は人事の方に相談してみましょう。
参考
インターンシップに参加する意味・目的とは?必要性はある?【先輩たちにアンケート】|リクナビ
学生にも企業にもメリットがある!短期インターンの目的は?|JEEKインターン
インターンシップにデメリットはある?参加目的を明確にしよう!|CAREER ZERO
インターンシップを選ぶ前にメリットとデメリットの確認|ゼロワンインターン