【世界史】覚えられないのには理由がある!効率的で確実な暗記のコツ - cocoiro career (ココイロ・キャリア)


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世界史をどんなに頑張っても全然覚えられない! という人はいませんか? あまりなじみのない人名や地名を覚えるのに苦戦する人も多いのではないでしょうか。実は、世界史は暗記のコツをつかみさえすれば、点数アップも夢ではありません。当記事では、世界史が面白いように暗記できるコツや勉強法について紹介します。

世界史を暗記できない原因とは?

どうして世界史の暗記は難しいと感じる人が多いのでしょうか? 世界史を暗記できない原因について見ていきましょう。

カタカナの用語が覚えられない

世界史には、聞き慣れないカタカナの用語や人名が多く出てきます。このカタカナの用語や人名が覚えられず、混乱してしまう人が多いようです。特に、中世ヨーロッパなどの時代においては、似たような人名が多く、ただ覚えようとするだけでも一苦労です。

用語の内容が覚えられない

世界史で、用語は知っているものの、その内容が詳しく覚えられない人もいます。例えば、フランスで起こった革命に対して「フランス革命」という単語は覚えていても、フランス革命がどのような出来事なのか、フランス革命がどのような背景で起こったのかなどについては把握できていないというのがこのパターンです。

年号が覚えられない

年号が覚えるのに四苦八苦しているという人も多いのではないでしょうか。最近の傾向としては、「○○戦争が起こったのは何年か?」などのような問題は少ないですが、「この出来事と同じ時期に起こった出来事を選びなさい」というような設問が頻出します。このため、世界史の勉強である程度の年号を覚えるのは必須となります。

場所が覚えられない

地図などの視覚的な情報がなかなか暗記できない人もいます。世界史では、地図を使って設問に答える問題も出題されます。世界史において主要な出来事が起こった場所を地図で覚えるのもなかなか難しいものです。せっかく地名は暗記していても、テストで地図上の中から選択できず点を落としてしまった、ということになってしまいます。

世界史を暗記するためのポイントは?

それでは、世界史を暗記するためのポイントについて紹介します。

世界史の全体の流れをつかむ

まずは、世界史の教科書などを使って全体の流れを把握しましょう。流れを把握することで、出来事の「つながり」や背景を理解し、暗記もしやすくなります。例えば、「○○(国名)において貧富の差が大きくなる」→「次第に○○(国名)で、社会主義思想が広まる」のように、世界史で起こった出来事を時系列に「つながり」に意識して理解していきましょう。この時、教科書の1章ごとを完璧にしながら進めるのは効率的ではありません。前の章で学んだことを忘れてしまい、出来事との関連性が覚えにくくなるからです。物事を関連づけて覚えていくことがポイントです。

<おすすめの参考書>

人類の起源から21世紀の世界情勢まで、その名のとおり中学・高校の世界史が10時間でざっと学べる本として人気の1冊です。教科書より要約されているので、効率的に世界史の全体の流れを把握することができます。

「横のつながり」も意識する

同じ国や地域での出来事を、時系列に暗記することを「縦のつながり」とすると、違う地域や国において同じ時期に起こった出来事を比べるのが「横のつながり」です。世界史の問題では、この「横のつながり」を覚えることが非常に大切です。例えば、「Aの国で○○が起こっていた時に、Bの国では××が起きた」といったものです。自分で年表などにまとめて暗記する時に、横の流れも記載しておくと分かりやすいのでおすすめです。

用語を見て説明できるように覚える

世界史の全体の流れを把握したら、章の中に書かれている太字の用語に注意して読んでみましょう。太字で記載されているということは、入試で問われやすい重要用語であることを意味します。その用語だけでなく、それがどのような内容かが説明できるくらい覚えましょう。例えばフラッシュカードで重要用語を暗記する時は、内容を見て用語を答えるだけでなく、用語を見てその内容が説明できるか確認します。

繰り返し勉強する

暗記は、忘れることを前提に繰り返し学習することが大切です。完璧に覚えたと思っていても、日が経つと次第に記憶は薄れていくものです。回数を重ねて何度も勉強することで、記憶に定着しやすくなります。すでに覚えた内容の確認は、移動時間やスキマ時間などに取り組むのもおすすめです。