グループディスカッションでは、結果ではなくプロセスが評価されます。そして、プロセスの中で大切なのは論理的思考力です。今回の記事では、グループディスカッションの3つの特徴を解説し、論理的思考力を学ぶことができる6冊をご紹介します。
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もくじ
グループディスカッションの3つの特性
グループディスカッションは、テーマによって型が決まっており、討論の結果よりもプロセスを重要視します。また、プロセスの過程で、論理的思考力やコミュニケーション能力などが重要視されるという特性があります。
与えられるテーマは4つに分類できる
企業がグループディスカッションで学生に与えるテーマは、大きく4つのタイプに分類できます。
- 自由討論型
- 二者択一討論型
- 選択型
- 課題解決型
自由討論型は、1つのテーマに対して自由に意見を述べ合うスタイルです。例えば、「良い会社とはどんな会社ですか?」というテーマが考えられます。
二者択一討論型は、立場を明確にして賛成派と反対派で討論をするスタイルです。例えば、「大学には行くべきかどうか?」というテーマに対して賛成と反対に分かれて討論します。
選択型は、与えられた選択肢の中から1つを選んで話し合いをするスタイルです。例えば、「家族・恋人・親友・お金に順位をつけるなら?」というテーマに対して、グループメンバーで話し合って順位を付けます。
課題解決型は、与えられた課題に対して解決策を見いだしていくスタイルです。例えば、「地球温暖化を解決するには?」というテーマが考えられます。
結論よりもプロセスが重要
グループディスカッションでは、どのようなテーマでも時間内に何かしらの答えを出す必要があります。しかし、大切なのは出した答えではなく、答えを導き出すまでのプロセスです。なぜなら、ビジネスをする上で、完璧な答えは存在しないからです。
大切なのは、常にPDCAを回しながら、最適な答えを導き出し、それを行動に移していくことです。つまり、答えを出すまでのプロセスをきちんと踏んでいれば、うまくいかなかったときに改善ができます。また、うまくいったときにうまくいった要因を検証することができます。
論理的思考力とコミュニケーション能力
グループディスカッションのプロセスで大切なスキルが、論理的思考力とコミュニケーション能力です。論理的に議論ができなければ、それはただの思いつきで終わってしまいます。本質的な問題点を洗い出し、課題を明確にしてから議論することが重要です。
また、コミュニケーション能力は議論する上で欠かすことができない力です。日本経済団体連合会が実施しているアンケートで、企業に「選考にあたって特に重視した点」を聞いたところ、2003年から2018年まで16年連続で「コミュニケーション能力」が1位でした。
(参照元:2018 年度 新卒採用に関するアンケート調査結果|一般社団法人 日本経済団体連合会,P2)
コミュニケーション能力には、論理的に伝える力や理解してもらう力・説得力、他者を巻き込む力といった要素があります。