ブラック企業の見分け方③面接時の印象
3つ目は応募した後、面接に進んだときの見分け方です。「ブラック企業って圧迫面接なのでは?」というイメージを持っていると気づかないことがあるかもしれません。
すんなりと面接が進んでしまう
ブラック企業は労働条件が悪く、離職者が多い傾向にあります。つまり常に人手不足なので、たくさん人を雇用して、そのうちの数人だけ残ればいいといった採用方針になっている場合があります。
そのため、面接の印象が良く、どんどん面接が進んでしまう場合があります。一度の面接で、その場で採用になるという会社もあるでしょう。このようなときはいったん返事を保留して、帰宅してからよく考えてみることをおすすめします。
給与や労働時間について聞くと嫌な顔をする
前述したように、ブラック企業は給与や労働時間について正確な情報を出したがらない傾向があります。そのため面接で質問しても答えてもらえなかったり、逆に「そんなことを聞くのは失礼だ」と怒られたりする場合があります。
このような企業は高確率で労働関係法規を重ねて違反している可能性があります。入社してみたら求人情報と違う待遇になっていた、などと後悔をしないためにも慎重になりましょう。
叱責されると「自分がいけなかったのかもしれない」と萎縮してしまう人もいるでしょう。しかしブラック企業アナリストの新田龍氏はこう説いています。
そんな忖度はハッキリ言ってクソですね。面接官が嫌な顔をしたり、きちんと答えられなかったりする会社であれば、何かウラがあるはず。入社するべきではないでしょう。
(引用元:専門家が語る「ブラック企業の見分け方」。求人情報で見るべき4つの特徴とは?|新R25 – シゴトも人生も、もっと楽しもう。 )
ぜひ自分に自信を持ち、「選ばれるのではなくこちらで選ぶのだ」という気概を持って面接に臨んでください。
採用人数が多い
前述したようにブラック企業は離職者が多い傾向にあります。そのため「事業拡大のため大量採用」などといったうたい文句で求人を行いがちです。このような文句を見かけたら、「もしかしたら大量に採用して大量に辞めていくパターンかもしれない」と警戒しておきましょう。