手取り100万円の家賃は?
理想の家賃の目安は、手取りの25%から30%と言われています。手取り100万円の場合、以下のような計算となります。
<手取り100万円・家賃の目安>
25%の場合:100万円x0.25 = 25万円
30%の場合:100万円 x 0.3 = 30万円
住宅を購入した場合の住宅ローンについては、年間の返済額が年収の25%が安心ラインと言われています。これで計算すると、手取り100万円では月々40万円前後を目安に住宅ローンを組むことになります。
参考
手取り100万円の貯金額は?
上記の生活家計の目安で計算すると、手取り100万円では月々20万円から40万円を貯金できることになります。この金額で貯金を続けると、年間およそ240万円から480万円の貯蓄が可能となります。
金融広報中央委員会が調査した「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](令和元年)」によると、調査を行った金融資産保有世帯のうち年間の収入が1200万円以上の平均貯蓄額は、約5900万円という結果でした。
参考
「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](令和元年)」|知るぽると
手取り100万円を稼ぐには?
一般企業の給与所得では、手取り100万円を目指すのはなかなか難しいでしょう。東洋経済ONLINEが『会社四季報』編集部と協力した調査結果によると、全上場企業約3500社のうち、平均年収1位の企業は1947万円、続く2位・3位では1500万円前後でした。雇用される立場で手取り100万円を目指すのは、かなりハードルが高いということが分かります。
参考
上場企業版!「平均年収が高い」500社|東洋経済ONLINE
経験を生かして起業する
手取り100万円を目指す方法としては、まず自分のこれまでのキャリアや人脈を生かして起業することが挙げられるでしょう。起業して成功すれば、手取り100万円を稼ぐことも可能です。ただし、起業するにはある程度のリスクが伴うことも考えておく必要があります。失敗してしまった場合、失業してしまうだけでなく負債を抱えてしまうこともあります。
資格を取得して独立する
資格を取得して独立することで、手取り100万円を目指すこともできます。稼げる資格の特徴は、業務が独占できたり独立できたりする強みがあることです。「コンサルタント」「税理士」「弁護士」「公認会計士」などは、一般的に収入が高く開業しやすいのでおすすめです。
まとめ
今回は、手取り100万円の生活についてご紹介しました。ボーナスあり・なしに関わらず、手取り100万円は高収入世帯としてかなり余裕のある生活ができます。節約などを気にせず、贅沢なライフスタイルが確立できるでしょう。手取り100万円を目指す人は、自分の方向性や適性に合わせながら、高収入につながる資格取得や起業などを検討してみてはいかがでしょうか。
参考
年収2,000万円の手取りは1,200~1,300万円!生活実態を調査|Career Picks
年収2000万の独身・既婚別生活レベル(家賃・住宅ローン・貯金額)を徹底調査|CLABEL