月収手取り22万円生活でおすすめのお金の運用方法
前述のとおり、月収の手取りが22万円の人の年収は、日本の平均年収よりも下回る数値です。
そんな場合でも、日々の使い方次第でお金をうまく運用することができ、将来の備えにもつながります。
この章では、おすすめの運用方法についてご紹介しましょう。
収入の2割を貯金へ回す
月収手取り22万円で実家暮らしなら、基本的に食費や光熱費の負担がほとんどないので、お金にも比較的余裕が生まれます。
その一方、月収手取り22万円の一人暮らしは、生活費も負担するので貯金できる金額に限りがあります。とはいえ、一人暮らしでも、今後のことも考えると収入の2割を目安に貯金する習慣をつけることをおすすめします。
食費と日用品はポイントカードをフル活用
食費と日用品の買い物は、よく足を運ぶスーパーやドラッグストアのポイントカードを作ることをおすすめします。ポイントがある程度貯まれば節約にもつながります。
特にドラッグストアのポイントカードは、たくさん貯めると値の張る化粧品類も安く手に入れられるのでお得です。
携帯電話のプラン見直しを定期的に行う
携帯電話は、家計を左右する費目とも言われています。ライフスタイルと自宅でのネットの使い方について定期的に見直し、無駄のない運用をするとお金にも余裕が生まれるでしょう。加えて、これまで余分に負担していた通信費を貯金に回したり、別の有効な使い方もできるようになります。
参考:月収手取り22万円の貯金・預金事情
参考までに、月収手取り22万円の場合の貯金と預金事情についてもご紹しましょう。毎月の貯金額の目安は、以下のとおりです。
- 実家暮らしの場合:8万8千円
- 一人暮らしの場合:4万4千円
- 扶養者がいる場合:1万9千円
上記の金額から分かるように、実家暮らしだと貯金額がかなり高く、余裕があります。
月収手取り22万円生活の注意点
月収の手取り22万円で生活をするにあたり、注意したいことは次の3つです。
子供に関連した費用を充てる場合には不足する可能性もあり
月収の手取りが22万円で、共働きでない夫婦の場合、子供が生まれると家計のやりくりに苦労するリスクが生じます。特に教育費に関しては、幼稚園などの教育費が無償化されても、通園の送迎バス・給食費・教材費はこれまでと同じく保護者が負担することになっています。その点を理解しながら、子供に関連した費用について考えていきましょう。
都市部在住なら共働きがおすすめ
東京23区・横浜市・川崎市を中心とした都市部のエリアは、家賃が高めです。月収手取り22万円で共働きでないという場合、生活費の節約も余儀なくされますし、それがストレスにつながる可能性もあります。
今の月収でパートナーと一緒に住み、かつ双方とも健康面で問題がなければ、共働きで家計を折半するといいでしょう。その方がお金にも余裕が生まれ、貯金もできます。
マイカーを購入するなら年収の半分以下で探す
マイカーを持つと、購入の初期費用だけでなく、維持費・駐車場代・税金などもかかるので、かける金額が必然的に多くなります。
月収手取り22万円でマイカーを持ちたいというのであれば、生活費などのことも考えて年収の半分以下で探しましょう。前述のとおり、月収の手取りが22万円の人の年収は、おおよそ398万円です。上限を200万円と決めて車を探すといいでしょう。
参考
自分が購入する車はいくらが適正?年収から予算や維持費の目安を知ろう|ネクステージ
まとめ
月収の手取りが22万円の人の年収はおおよそ398万円で、2018年度の日本の平均年収約441万円を下回ります。
とはいえ、月収の手取りが22万円でも、買い物でポイントカードで活用したり節約をしたり、そういった日々の心がけがあれば地道に貯金できるでしょう。
しかし、家族が2人以上いたり子供がいたりすると、生活費などの負担が増え、金銭的にも余裕がなくなります。月収の手取りが22万円だという人は、今回の記事を参考に、最適なお金の使い方について考えてみてはいかがでしょうか。
参考
年収400万円正社員の月収や手取り、貯金額は?|リクナビNEXT