履歴書でクラブ活動をアピールする学生は、約4人に1人です。人事担当者が知りたいのは、クラブ活動を通して何を得たのかやどのような役割を果たしたのかです。人事担当者に、一緒に働いたときのイメージを持ってもらうには、実績ではなく学んだことを知ってもらいましょう。
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もくじ
履歴書のクラブ活動で人事担当者が見る3つのポイント
リクルートキャリアの調査によると、企業は採用の際に「人柄」を一番重視していることが分かります。
(参照元:就職白書2017 -採用活動・就職活動編- |リクルートキャリア,P20)
企業は学生の「人柄」に続いて、「自社への熱意」「今後の可能性」を重視しています。一方で、所属クラブ・サークルについては8.9%と、学生がアピールする割合に対して高くありません。
ここでは、クラブ活動についての自己PRで「人柄」や「自社への熱意」「今後の可能性」へのアピールにつなげる書き方を解説します。
クラブ活動を通して何を得たのか?
リクルートキャリアの調査にもあったように、学生が期待しているほどクラブ活動の実績を企業の人事担当者は重視していません。そのため、実績よりも「クラブ活動を通して何を得たのか?」をアピールするようにしましょう。
クラブ活動を仕事に置き換えて考えてみると、仕事を通して「何を考えるのか」や「どのように成長するのか」を知るヒントになります。
例えば、チームスポーツをしていたのであれば、クラブ活動の経験から「チームで協働することの重要性」を学ぶことができた。あるいは、「事前の準備が結果を決める」と学ぶことができたなどが考えられます。
クラブ活動でどのような力を発揮したのか?
クラブ活動でどのような力を発揮したかは、仕事をしたときにどのような働きをするかと結び付けて考えることができます。つまり、学生の可能性を知るヒントになるのです。
例えば、「継続力」「忍耐力」「協調性」「責任感」「思考力」「行動力」などが考えられます。クラブ活動でどのような力を発揮したかを考えることは、自分の「強み」を知るための自己分析にもつながるので、クラブ活動の仲間にインタビューをしたりして、客観的な意見をもらうことをおすすめします。
グループの中でどのような役割を果たせるのか?
クラブ活動には、必ず役割があります。運動系でも文化系でも、部長や副部長といった役割のほかに、クラブの中でどのような存在だったのかは千差万別です。
役割を伝えることで、入社した後に、どのような役割を担ってくれるのかを人事担当者が知るヒントになります。仕事は1人でできるものではありません。それぞれが役割を持って、その役割を果たしていくことで会社は動いています。
また、役割には優劣があるものではありません。「リーダー的な存在でなければいけない」ということはまったくなく、逆にリーダーばかりでは不都合なことが起こる場合もあります。自分が組織の中でどのような役割を担えるかを明確にして、伝えるようにしましょう。