履歴書の基本的な文字サイズの選び方
履歴書をパソコンで作成するときは、フォントと同様に文字のサイズにも注意が必要です。ここでは、履歴書に適した文字サイズの選び方のポイントをご紹介します。
本文は10.5〜11ポイントが一般的
フォントにより若干の違いはありますが、本文の文字の大きさは10.5〜11ポイントがおすすめです。フォントの種類と同様に「この大きさでなくてはいけない」という決まりはありませんが、このサイズが履歴書上では一般的で一番見やすいサイズといえます。ワードなどのソフトで初期設定されているのがこのサイズでもあり、なじみがあり読みやすいでしょう。
これより少し大きくすることもできますが、文字サイズが大きい分文字数が減り、アピール不足になることもあるので注意しましょう。10.5ポイントより小さいサイズは読みづらくなるため避けるのが無難です。
見出しは大きめに13〜16ポイント程度で
「氏名」「連絡先」「志望動機」の見出しなどは、少し大きめの文字サイズ13〜16ポイントで表記すると見やすいでしょう。基本的に履歴書上では全体で文字の大きさを統一しますが、見出し部分のみ大きめにすることで読みやすくなります。履歴書全体のバランスを見ながら、読みやすい仕上がりになるように工夫してみましょう。
参考
【履歴書の文字の大きさとフォント】パソコンで作成する場合のコツ|就活の未来
読みやすい履歴書を作成するコツ
フォントや文字の大きさ以外にも、履歴書を作成する上で注意するポイントをご紹介します。少し意識するだけで、履歴書の読みやすさが一層アップするのでぜひ実践してみてください。
文章は左揃えで統一する
横書きの履歴書の場合、文章は左揃えで統一しましょう。左端を揃えるだけで、きっちりとした印象になり、履歴書の見栄えが一段とよくなります。ただし、「学歴」「職歴」などの文字は中央揃えで記載します。
適度な改行と余白を心がける
項目や段落ごとに改行したり、上下左右に適度な余白を入れたりするなど、全体のバランスを重視して履歴書を作成しましょう。改行する場合は、内容が変わったかどうかに関係なく、文章が長くなったと感じるタイミングで入れるといいでしょう。基本的には、2〜3文に1回程度が目安です。
「自己PR」や「志望動機」は300〜400字が目安
履歴書のアピール部分である「自己PR」や「志望動機」は、300から400字程度を目安に書くのが読みやすいのでおすすめです。できるだけ多く書いて採用担当者にアピールしたい人もいるかもしれませんが、文字数が多いと読みづらくなる可能性も高くなるので注意が必要です。
逆に、空白が多いのは、意欲が少ない印象を与えてしまうかもしれません。アピール項目は、読みやすさを意識してまとめるように心がけましょう。
参考
【履歴書の文字の大きさとフォント】パソコンで作成する場合のコツ|就活の未来
まとめ
履歴書に適したフォントや文字の大きさなどについてご紹介しました。履歴書を作成する際は、全体のバランスに気をつけて読みやすさを意識することが大切です。膨大な数の履歴書に目を通さなければならない採用担当者が、一目見て「読んでみよう」と思うような、読みやすい履歴書を作成するよう心がけましょう。
参考
職務経歴書・履歴書|おすすめフォントを解説!読みやすいフォント・文字サイズの選び方|エン転職
職務経歴書のフォントはどう選ぶ?おすすめフォントとサイズを解説|RECRUIT AGENT