インターンシップは、貴重な就労体験の機会です。企業側が学生に対し、仕事の理解を深めてもらったり、やりがいを理解してもらえるように制度を設けています。
インターンシップに参加した学生には、多くの場合レポートの提出が求められます。学校だけではなく、企業側へ提出するケースも増えてきているので、慎重に作成しなくてはいけません。
この記事ではインターンシップに参加した後のレポートに関するポイントをまとめました。
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インターンシップでレポートを提出する目的とは?
インターンシップに参加した後、レポートを求められることがありますが、これは一体どのような目的なのでしょうか? 4つの目的について詳しくご紹介します。
企業へのフィードバックに利用するため
平成27年に文部科学省・厚生労働省・経済産業省が定めた『インターンシップの推進に当たっての基本的考え方』には以下のような一文があります。
学生のアイディアを活かすような企業等以外の人材による新たな視点等の活用は企業等の活動におけるメリットにもつながる。これらの企業等の受入れの意義を大学等及び企業等において共有することが重要である。
(引用元:インターンシップの推進に当たっての基本的考え方|文部科学省 厚生労働省 経済産業省)
これは、インターンシップという制度が学生だけではなく、企業にも大きなメリットがあることを示唆しています。実際に現場で働いた学生から、新たな視点でフィードバックされることにより、活性化や改善点の発見につなげることができるからです。企業側としてはレポートをもらい、フィードバックとして意見を求めている部分があるのです。
インターン生を評価するため
企業側がインターンシップに参加した学生を評価する意味でも、レポートは重要な位置づけにあります。ビジネスの中で、結果や評価は必ずついて回るもの。結果や評価に応じて、企業側も戦力となる学生かどうかを見極めるのです。その過程の中で、インターン生から提出されるレポートは、一つの材料となります。
大学の就職活動のサポートに利用するため
近年ではさまざまなインターンの制度が普及し、当たり前のように参加する学生が増えてきました。インターンの重要性が高いことから、学校側としてはより良いインターン先の確保に努めています。その中でインターン先の情報を得るには、実際に参加した学生の意見が欠かせない要素となります。学生に就職活動をあっせんする大学側としては、インターン先の情報は不可欠なのです。大学にレポートを提出する目的は、インターン先の実態の報告という観点が大きいといえるでしょう。
就職活動を有利に進めるため
インターンに参加したというだけで内定につながるというケースはまれですが、就職活動を有利に進めるためには、インターンへの参加は欠かせないでしょう。
一度もインターンに参加してない学生と、短期でもインターンに参加した学生とでは企業への理解度が異なります。企業側としてもある程度インターン時に学生が見せる姿勢や態度などで、学生を評価することができます。志望度の高い企業には、インターンに参加することで、就職活動が有利に進めることができる可能性があります。
インターンシップのレポートに書くべき内容
インターンシップ後に提出するレポートには、書くべき内容が4つあります。この4つのポイントを押さえて、レポートを書くようにしましょう。
インターンシップに参加した理由
インターン生には、その企業を選んだ目的や理由が必ずあります。目的や理由は必ずレポート内に書いてください。就職活動で有利になるからなどといった直接的な理由はNGです。内容的には志望動機に近いものと考えましょう。
企業から受けた印象
企業から受けた印象や、実際にインターンに参加して感じたことなども重要なポイントになります。企業側に提出するレポートの場合には、与えられた業務内容や担当者の印象などを記載します。常識の範囲内であまり悪いことは書かないようにするのがいいでしょう。
大学側に提出する場合には、上記の内容に加えて、他の参加者の印象なども書き加えると後輩へのいいメッセージとなるはずです。
身につけることができたこと
インターンに参加したことで、身につけられたことを具体的に書きましょう。実際の業務内容をベースとしつつ、経験できたこと、その経験に対する感想などを書くと分かりやすいレポートになります。業界によっては専門用語が多くなることもありますが、できるだけ誰にでも理解できるような分かりやすい表現で書くことがポイントです。
インターンの経験を今後どう活かすのか
インターンの経験を今後どのように活かしていくのかを最後に書き添えてください。実際に業務に携わることにより、スキルやビジネスマナーなどを身につけられるのがインターンのメリットです。志望度がより高くなったという学生も少なくありません。
自分自身の就職活動にどのように活かすのか、という視点でインターンの期間をまとめてください。