インターンシップ選考を通過するポイント!選考基準と本選考との違い - cocoiro career (ココイロ・キャリア)

インターンシップの選考基準は「社風に合っているか」と、「基本的な能力があるか」の2つと言えるでしょう。選考基準を知るためには、インターンシップを実施する企業の意図を考える必要があります。今回の記事では、企業の意図や選考方法のポイント、選考基準、そしてインターンシップでNGとされる3つの行動をご紹介します。

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インターンシップを実施する企業の意図

企業がインターンシップを実施する意図は、大きく分けて3つあります。1つ目は、企業・業界への理解を深めてもらうためです。これは、就職活動や就職後のミスマッチを防ぐことにつながります。2つ目は、就職活動が始まる前の段階で優秀な人材をマークするためです。3つ目は、企業の魅力をアピールするためです。それぞれ詳しく確認していきましょう。

企業・業界への理解を深めてもらうため

就職みらい研究所の調査によると、「仕事を通じて、学生に自社を含め、業界・仕事の理解を促進させる」ことをインターンシップの目的としている企業は、9割近くも存在しています。

(参照元:就職白書2019 ー調査リリースー|就職みらい研究所,P15

これは、文部科学省・厚生労働省・経済産業省の3省が発信している「インターンシップの推進に当たっての基本的な考え方」の企業等における意義にも合致しています。

 さらに、インターンシップを通じて学生が各企業等の業態、業種又は業務内容についての理解を深めることによる就業希望の促進が可能となることや、受入企業等において若手人材の育成の効果が認められる。また、学生のアイディアを活かすような企業等以外の人材による新たな視点等の活用は企業等の活動におけるメリットにもつながる。

(引用元:インターンシップの推進に当たっての基本的考え方|文部科学省,P2

社会貢献のようにも受け取れる内容ですが、長い目で見ると企業や業界を理解してもらうことは、企業にとっても学生にとってもメリットとなることが分かります。

優秀な人材をマークするため

インターンシップを実施する企業の意図として高まってきているのが、「優秀な人材をマークする」ことです。キャリタス就活2020の調査によると、インターンシップに参加している学生は8割を超えており、インターンシップを実施している企業は7割以上となっています。

(参照元:インターンシップに関する調査|DISCO

企業はインターンシップの段階で優秀な人材に対してリクルーターをつけたり、採用活動の情報を積極的に発信したりしています。インターンシップは、就職活動とは切っても切れないほど存在感が強くなっているようです。

企業の魅力をアピールするため

インターンシップは、企業の魅力をアピールするために行われることもあります。例えば、1日で完結する1DAYインターンの中には、企業説明会のような内容で企業の良いところをアピールするインターンシップもあります。

また、先輩の写真や職場見学などを通して企業の魅力的な部分を見せ、就職活動の対象として学生に選んでもらえるようにしていることもあります。特に中小企業やベンチャー企業など、認知度の高くない企業にとって、インターンシップは魅力を発信する絶好の機会でもあるのです。