保育士の海外求人は人気?海外求人を検索できるおすすめサイト! - cocoiro career (ココイロ・キャリア) - Page 2

海外の保育士求人を探すポイント

海外の保育士求人を探す際には、応募条件や資格以外に、現地で生活できる給与や福利厚生があるか、就労ビザのサポートがどこまであるかを確認することがポイントです。特に就労ビザについては、現地で確認しないと分からない部分も多いため、念入りに確認することをおすすめします。

必要条件・資格

必要な資格として外せないのは、幼稚園教諭免許もしくは保育士資格です。また、就労ビザの発給が厳しい国は、4年制大学の卒業が条件になっていることもあります。その場合は、短大や専門学校卒では応募できません。

【最低限必要な資格】

  • 幼稚園教諭免許もしくは保育士資格
  • 4年制大学卒

【あるといい資格・経験】

  • 教育現場での実務経験
  • 海外経験

また、教育現場での経験や海外経験があると仕事がスムーズにできると見なされ、優遇されることが多いでしょう。年齢や性別、語学力はあまり重要視されません。

給与と福利厚生

給与は、現地の生活水準によって変動します。福利厚生は、海外傷害保険・医療保険や渡航費の支給、家賃補助などがあります。

【給与の一例】

  • ベトナム:18万円~
  • 中国:約25万円
  • ドイツ:約32万円
  • アメリカ:1,600ドル(約17万5千円、2020年2月時点)

仕事内容や勤務時間によって異なりますが、現地で生活することができる給与をもらうことは可能です。また、現地通貨支給が一般的なようです。

参考

幼児教育|JEGS

就労ビザのサポート体制

就労ビザのサポートがあるかどうかは、海外で働くときには大きなポイントになります。就労ビザのサポートがあっても、半額は自分で負担しなければならない場合や、申請料金全額を負担しなければならない場合もあります。

個人ではビザを申請するだけでも大変なので、ビザのサポートをきちんとしてくれるかどうかは、応募する段階できちんと確認することをおすすめします。

海外の保育士求人を探せるサイト情報

リクルートやマイナビなどの大手転職サイトから、海外の保育士求人を探すのは大変です。そこで、保育士求人に特化した3つのサイトをご紹介します。海外の保育士求人だけに特化しているサイトもあるので、求人を探す際のご参考にしてください。

JEGS

「JEGS」は、教育分野を通じた「国際交流と国際理解」を理念として、海外在留経験者の有志が運営するサイトです。日本語教師情報の発信や幼稚園ボランティアの手配、日本語教師養成講座などを行っており、2020年1月までに掲載した日本語教師・教職などの求人数は2,884件になります。

「働く・就職」のカテゴリーでは、日本国内外の日本語教師や幼児教育、ワーキングホリデーの求人情報を閲覧することができます。勤務地や応募資格、勤務条件、待遇、仕事内容、応募方法などが簡潔に記載されており、見やすいサイトです。ただ、利益を求めているサイトではないため、応募してからは自分で責任を持って雇用主とやり取りする必要があります。

参考

幼児教育|JEGS

保育情報どっとこむ

「保育情報どっとこむ」は、保育専門の求人サイトです。国内外問わず2万件近くの求人情報があります。このサイトの特長は、専任のコーディネーターが無料でサポートをしてくれることです。また、登録することで非公開求人を閲覧することができるようになり、保育園の実名や実際の動画を閲覧することもできるようになります。さらに、定期的に日本国内で無料のお仕事説明会や無料修業相談が開かれています。

海外の求人件数は多くありませんが(2020年2月時点で4件)、トータル的にサポートしてくれるメリットがあるので、会員登録をして相談してみる価値はあるでしょう。

参考

お仕事説明会開催日日程一覧|保育情報どっとこむ

海外の保育士・幼稚園教諭求人/転職/募集|保育情報どっとこむ

先生どーこだ?

「先生どーこだ?」は、保育施設・プリスクール・幼児教室・英会話教室を手掛ける会社が運営している求人情報サイトです。掲載求人に応募するには会員登録をする必要があります。会員登録は無料で、登録すればマイページを作ることができ、応募状況の管理をすることができます。

また、プロフィールや職歴などを登録することで、それを見た企業がスカウトメールを送ってくる仕組みもあります。サイトを通して就職・転職をすると、お祝い金5万円をもらうことができます。なお、海外の幼稚園教諭・保育士求人は16件掲載されています(2020年2月時点)。

参考

海外|先生どーこだ?

まとめ

海外の保育士求人は、日本人向けが狙い目です。特に、ベトナムやマレーシア、中国などのアジア圏は、在留邦人が増加傾向にあるため保育士の需要も多いです。また、日本人向けの保育士の仕事であれば、日本とそう変わらない仕事内容で、海外での生活をすることができます。ただ、福利厚生やビザ・住環境のサポートなどは念入りに確認することをおすすめします。この記事が、保育士として海外で働くためのきっかけになれば幸いです。

参考

実は海外で保育士の求人が多く人気だった!海外勤務の働き方と給料!|保育士のせかい

海外で保育士として働くには?ビザや保育士資格の違い|保育士バンク!

海外で保育士・幼稚園教諭の資格を活かして働く方法を徹底調査!|海外転職のABC

この記事をかいた人

katsu

オランダの小学校で教員になるために、オランダに移住した元小学校教員。「ひとりひとり違った形や色があって、それがいい」と考え、イエナプランを取り入れた学級づくりや授業づくりに取り組む。ファーストキャリアは旅行会社!「教育」と「旅」をライフワークに、フリーライターとして活動中。Twitterで毎日オランダの教育ニュースを発信中!
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