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海外で保育士として働くには、保育士に特化した求人サイトを確認するのがおすすめです。今回の記事では、「JEGS」「保育情報どっとこむ」「先生どーこだ?」の3つの求人サイトの紹介と、海外で保育士として働ける場所や求人を見るときのポイントをご紹介します。
もくじ
海外で保育士として働ける場所
まずは、海外で保育士として働ける3つの場所をご紹介します。圧倒的に求人数が多いのは、日本人向けの幼稚園や保育園です。それ以外では、インターナショナルプレスクールや企業内保育、シッターの仕事などがあります。
日本人向けの幼稚園・保育園
日本人向けの幼稚園や保育園は、日本人駐在員向けの教育を行っているため、日本人駐在員が多い都市で求人が豊富です。外務省の海外在留邦人数調査統計によると、1,390,370人が海外に住んでいます(平成30年)。上位の国を見てみると、下記の表のとおりです。
国名 | 在留邦人数 |
米国 | 446,925 |
中国 | 120,076 |
オーストラリア | 98,436 |
タイ | 75,647 |
カナダ | 73,571 |
英国 | 60,620 |
ブラジル | 51,307 |
ドイツ | 45,416 |
フランス | 44,261 |
韓国 | 39,403 |
シンガポール | 36,624 |
マレーシア | 26,555 |
台湾 | 24,280 |
ベトナム | 22,125 |
ニュージーランド | 20,822 |
(海外在留邦人数調査統計 統計表一覧 令和元年(2019)版(平成30年10月1日現在)|外務省より筆者作成)
ベトナム、台湾、マレーシア、タイなどのアジア圏は、近年増加傾向にあります。そのため、日本人向けの幼稚園・保育園の需要が増えていく可能性が高いです。日本人向けの幼稚園や保育園は、地域を選り好みしなければ求人を見つけられる可能性が高いと言えるでしょう。
参考
インターナショナルプレスクール
インターナショナルプレスクールは、日本人のお子さんのみならず、現地のプレスクールに通わない外国人が通うスクールです。そのため、日常的に英語を使うことが多いです。また、英語だけでなく、中国語やスペイン語、ポルトガル語などを求められることもあります。多様な言語や文化への柔軟性が必要となるでしょう。
また、日本人向けというわけではないため、日本人であることが応募条件やメリットになっていることは少なく、その分募集する人の幅が広くなり、倍率も高くなります。
その他:企業内保育、託児所、シッター
企業内保育や託児所の求人は、かなり稀ですがあります。また、シッターの仕事は、現地のシッター派遣会社に登録するか、個人事業主としてシッターを仕事にすることで成立します。
これらの仕事は、人脈や自分で行動する力が求められるため、ハードルが高いかもしれません。