【第二新卒向け】履歴書と職務経歴書における作成のポイントとは? - cocoiro career (ココイロ・キャリア)


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新卒で就職したものの、自分の夢や目標を実現させるために第二新卒として転職活動する人もいるでしょう。転職活動を成功させるには、面接と同じく、履歴書と職務経歴書に記載する内容も大切です。

こちらの記事では、第二新卒者向けの履歴書と職務経歴書の作成ポイントなどに触れていきます。

第二新卒の定義とは?

「第二新卒」とは、一般的に大学などの学校を卒業後3年以内に転職を志望し、新たな職場再就職をする層を指します。

ちなみに、厚生労働省が2019年10月に発表した「新規学卒就職者の離職状況(平成28年3月卒業者の状況)」によると、学校を卒業して3年以内に転職した割合は、大卒32%、高卒39.2%でした。大卒に関しては、2010年から2016年まで(2020年2月2日時点、2017年以降は3年経過していないので除外)の新卒で離職した割合は、3割以上となっています。

参考

新規学卒就職者の離職状況(平成28年3月卒業者の状況)を公表します|厚生労働省

学歴別就職後3年以内離職率の推移|厚生労働省

第二新卒・履歴書の作成ポイント

第二新卒者向けの履歴書を作成する際には、どのようなことに注意したら良いのでしょうか。こちらの章では、作成ポイントについてご紹介していきます。

自分に合った形式に編集する

履歴書は、紙・Word/Excelなどにおいてさまざまフォームが用意されています。第二新卒として履歴書を作成する際には既存のフォームで作成しても良いですが、それだと記載不要の部分もあり、必然的に「空欄」が増えてしまいます。履歴書に空欄が増えてしまうと、採用担当者には「手抜きしている」と思われてしまうかもしれません。

それを回避するためには、インターネットからWordやExcelで作成された履歴書をダウンロードし、自分で行やマスの増減、幅の調整などを行い、空欄部分を極力なくすように努めましょう。例えば、志望動機に強調したい内容がたくさんある場合は、志望動機欄を大きく調整すると良いでしょう。

基本情報欄はていねいさと正確性を意識して記入する

履歴書の基本情報欄とは、左上の氏名・生年月日・現住所・メールアドレス・電話番号・連絡先などの欄のことです。

氏名・現住所・連絡先に関しては、平仮名やカタカナでふりがなを振ります。「ふりがな」と書いてあれば平仮名で記入し、「フリガナ」と書いてあればカタカナで記入するのがルールです。

ほかにも、氏名や住所に「澤」「眞」「榮」などの旧字体が含まれている場合は、新漢字の表記に変えず、そのまま旧字体を記載しましょう。

また、親元から離れて住んでいる人は、連絡先欄に実家の住所や電話番号などを忘れずに書きましょう。

学歴・職歴欄にPRポイントを簡潔に記入する

履歴書の学歴・職歴欄に職歴を書くときは、学歴の最終行のすぐ下の行に職歴を書くのではなく、1行空けるのがルールです。職歴の部分には、これまで自分が仕事で関わってきたことやPRにつながる内容を簡潔に記入します。

例えば、「〇〇プロジェクトの一員として、女性向け商品の市場リサーチとアンケートを担当」というニュアンスで、これまでやった仕事について簡潔にまとめましょう。

資格免許欄は次の仕事に生かせる資格を優先し、記入する

資格免許欄には今まで取得した資格をすべて書く人もいますが、英検3級などの比較的難易度の低い資格の場合、書いてもあまり重要視されないことがあります。

第二新卒の履歴書であれば、次の仕事に生かせる資格を優先して記入することをおすすめします。ほかにも、次の仕事につながる資格を勉強中というのであれば、「〇〇年〇〇月から〇〇〇〇の取得に向けて勉強中」という文言を入れておくと良いでしょう。

志望動機は熱意をこめてアピールする

履歴書の志望動機欄は、第二新卒の履歴書として最も注力したい項目です。自分のやりたい仕事だけでなく、自分が会社に対して貢献できることや、会社でやらなければいけないことをピックアップし、整理しておきましょう。

また、「なぜ、この会社を選んだか」ということも忘れずに盛り込み、熱意のこもったアピール文に仕上げます。