
手取り12万は低すぎる?実際の声
手取り12万で生活をしている人の生の声を聞いてみましょう。
20代男性の場合
会社の近くのシェアハウスに住んでるので、毎月の固定費が6万程度で住んでいます。この手取りじゃ、とてもじゃないけど1人暮らしは無理ですよ。
(引用元:20代で手取り12〜13万でも正社員ならいいわけがない!現状への危機感を持つべき。|ジョブエもんの転職情報サイト)
会社が6割家賃を負担してくれて、交通費も全支給、プライベートでも会社の携帯を使うことが多いので固定費は5万ほどです。給料低い分、福利厚生がしっかりあるんで、それで、まーなんとかなってますね。
(引用元:20代で手取り12〜13万でも正社員ならいいわけがない!現状への危機感を持つべき。|ジョブエもんの転職情報サイト)
会社の福利厚生制度によって差はあるようですが、手取り12万で一人暮らしはかなり厳しいのが実情のようです。
20代女性の場合
奨学金の返済もあるので実家住みです。それでも家に3万ほど入れると毎月手元に残るのが5万ほどなので、実家とはいえ満足に貯金もできません。
(引用元:20代で手取り12〜13万でも正社員ならいいわけがない!現状への危機感を持つべき。|ジョブエもんの転職情報サイト)
家賃抑えるために築35年のボロいアパートに住んでます。へんな人が多いので、正直怖いです。
(引用元:20代で手取り12〜13万でも正社員ならいいわけがない!現状への危機感を持つべき。|ジョブエもんの転職情報サイト)
通常の生活費以外に奨学金の返済などがある場合は特に、一人暮らしは難しいのが現実です。家賃も40,000円以下に抑えるとなると、築年数の経っている物件や不便な立地の物件などにせざるを得ないようです。
実家暮らしなら生活できる?
実家暮らしであれば当然、家賃・光熱費は掛かりません。毎月生活費として実家にお金を入れる人もいますが、甘えさせてもらえる環境であればなんとか生活できるでしょう。ローンを抱えていたり、奨学金の返済を行っていたりする人は、実家暮らしでなければ生活できません。
手取り12万で上手に暮らすためのコツ
手取り12万でもなんとか頑張りたいという人向けの、上手に暮らすコツがあります。ここでは手取り12万で生活するためのポイントをご紹介します。
節約を心がける
なにはともあれ節約を心がけなければ手取り12万での生活は難しいでしょう。
- 一人暮らしの場合は自炊する
- 飲み会などには積極的に参加しない
- スマートフォンを格安SIMに変更する
- 外食は控え、昼食にはお弁当を持参する
固定費として毎月支払う通信費の見直しや自炊は必須といえます。
収入を増やす
支出を限界まで減らしても生活が厳しい場合は、収入を増やす方法を考えましょう。副業が許される会社の場合は、自分のスキルに合った副業を行うのも1つの手段です。そのほかに不用品をフリーマーケットで売ったり、ブログで副収入を得たりする方法も考えられます。
一人暮らしは貯金をしてから
手取り12万が変わらないまま一人暮らしをするのであれば、ある程度貯金をしてからが良いでしょう。カツカツで生活していたのでは急な出費にも対応できませんし、貯金がまったくできない状況になってしまう可能性が高いです。実家で出費を抑えた生活をしながら貯金をして、その後に計画を立てる必要がありそうです。
転職も検討の余地あり
手取り12万は決して十分な報酬とは言えず、地域によっては生活保護よりも使える金額が少ないこともあります。経験を積む上で必要というケースもあるでしょうが、余程の事情がなければ転職を検討した方が良いかもしれません。
特別な経験やスキルがなくても挑戦できる仕事はあります。節約しても厳しい……という場合は、まずは転職サイトに登録してみるなど検討の余地があると言えるでしょう。
まとめ
手取り12万の実態を見ると、かなり厳しい状況であることが分かります。奨学金の返済などを抱えている場合には、一人暮らしは難しいでしょう。節約する意識は大切ですが、将来を考えて転職を選ぶことも間違いではありません。自分の生活設計を見直して再検討する余地がありそうです。
参考
手取り12万・額面15万の実態!一人暮らし年収・平均貯金・仕事に家賃・生活費内訳も | キャリアオタク
20代で手取り12〜13万でも正社員ならいいわけがない!現状への危機感を持つべき。|ジョブエもんの転職情報サイト