【例文付き】履歴書の私の特徴・正しい書き方と注意点 - cocoiro career (ココイロ・キャリア) - Page 2

履歴書の『私の特徴』・書くときのポイント

結論は先に書く

自分の特徴は何なのか、結論を初めに書いてください。

OK例
私の特徴はリーダーシップがあるところです。

私は大学生時代に ~ 略 ~

採用側はたくさんの履歴書をチェックしています。短い時間で相手に情報を伝えるためには、結論を冒頭にもってくることが大切です。具体性を持たせるエピソードはその後に続けて書くようにしましょう。

内容は具体的なものを書く

結論を冒頭で述べた後、その『私の特徴』を裏付ける具体的なエピソードを書いてください。例えば、「リーダーシップがある」というのであれば、それを発揮したエピソードを書きましょう。採用側は応募者のことを知りません。応募者が言うことが本当なのかは、そのエピソードをもって推測するしかないからです。

これは短所を書く場合も同じです。短所の場合は小さなミスのエピソードとともに、そこから学んだことや、短所をカバーするために気をつけていることも忘れずに書きましょう。

仕事に関するアピールポイントを書く

『私の特徴』は仕事につながる長所を書きましょう。そうすることで、入社後に仕事で活躍しているイメージを具体的にもってもらうことができます。具体的なエピソードとともに、その長所を仕事でどのように生かせるかまで書けるとさらによいものとなるでしょう。

長所別・『私の特徴』の例文をご紹介

それでは、具体的にどのように書けばよいのかご紹介しましょう。今回はよく長所として挙げられる5つの特徴について、例文を交えて書き方をご説明します。

協調性がある

まずは協調性を長所とした例文です。ここでは、ほかの人とうまくやっていくことができるということを具体例を交えて説明する必要があります。

例文
私の長所は協調性を大切に業務に取り組んでいることです。

私は大学生時代、ディスカウントショップの◯◯店がオープンした当初からアルバイトをしていました。オープン当初は業務に不慣れなスタッフも多く、業務が滞ることも多々ありました。そこで、私自身が率先して担当の売り場を越えて情報交換やフォローをし合うことを心がけて仕事に取り組みました。結果としてこのような取り組みは周囲にも波及し、円滑な業務遂行に貢献することができました。

粘り強い

粘り強さを長所とした例文です。ここでは、何度も挑戦したり、試行錯誤したりした経験を紹介するとよいでしょう。部活やアルバイトはもちろん、卒業論文で取り組んだ研究成果などもよい題材となるでしょう。

例文
私の長所は成功に向けて粘り強く、試行錯誤することができることです。

私は卒業論文において◯◯というテーマで研究を行っていました。研究当初は思うように実験の成果を出すことができない期間が続きました。しかし、そこで諦めることなく、指導員からもアドバイスをいただきながら成果がでるまで考察、仮説、検証を何度も繰り返し行いました。結果として、研究では当初目的としていた◯◯という成果を得ることができました。

明るい

企業において、明るさも大切な資質です。特別なエピソードでなくとも、明るさを表す経験やその成果などを書くとよいでしょう。

例文
私の長所は明るく、前向きな性格です。

大学時代の◯◯のアルバイトにおいて、お客様に向けても、同僚に向けても笑顔を絶やさず、接客を続けてきました。

その結果、お客様から接客態度についてお褒めの言葉をいただくだけではなく、ご指名をいただいて接客をさせていただくなどお客様との信頼関係を構築することができました。これは、お客様だけではなく、同僚においても同様です。誰にでも明るく接し続けた結果、よい人間関係を構築することができ、チームワーク良く仕事に取り組むことができました。

努力家

学生時代はもちろん、社会人においても努力を続けることは大切です。努力家であることも企業にアピールするよい長所といえるでしょう。

例文
私の特徴は努力家であることです。

私は大学3年生の頃に◯◯◯◯という資格を取得しました。初めて資格試験に挑戦した大学2年生の頃は試験問題の半分も解答することができませんでした。そこで、1年間で合格するという目標とそれに向けた学習計画を立て、コツコツ勉強を進めました。成績が伸び悩む時期もありましたが、その都度学習計画の見直しを行いながら努力を継続することができました。その結果、1年後には目標としていた資格を取得することができました。

リーダーシップがある

リーダーシップは多くの企業が求める資質の1つです。リーダーシップを発揮するにあたって注意したことやその成果などを紹介するとよいでしょう。

例文
私の長所はリーダーシップがあることです。

大学時代◯◯◯◯というサークル活動で部長を務めていました。部長になってサークルメンバーを率いるために特に意識していたことは、各人がサークル方針に納得した上で活動に取り組める環境を整えることです。意見が対立した場合は1人ひとりの意見を引き出し、整理することで全員の合意点を見いだすようにしていました。簡単にはメンバー全員の意見が折り合わなかった場合もありました。その場合は何度も話し合いの場を設け、お互いに納得がいくまで意見を出し合ったり、お互いに譲歩し合うことを提案したりといった工夫もしていました。

まとめ

今回は履歴書の『私の特徴』の書き方についてご紹介しました。自分の特徴を書くのは難しいかもしれませんが、ご紹介した内容を参考にぜひ挑戦してみてください。

参考

履歴書・職務経歴書の書き方|東京ハローワーク

「私の特徴」を履歴書に書くときの書き方【能力別例文5選付き】|就活の未来

履歴書の長所・短所の書き方 書類通過率アップの例文20選|エン転職

例文も!履歴書「私の特徴」欄ってどうやって書くの?|career ticket

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Rie Kato

【職業】 フリーライター 【経歴】 東京生まれ横浜育ち。現在は群馬県在住。 トラック運転手・介護職員・保険外交員を経て、コールセンターの教育係として7年勤務。 専門学校生と小学生、2人の男の子のママ。 【取得した資格】 ・普通自動車第一種運転免許 ・中学校教諭二種免許状(国語) ・訪問介護員1級 【得意な分野】 ・生命保険 ・転職 ・ビジネスマナー ・ひとり親家庭 ・金融 【休日の過ごし方】 ・朝から掃除と洗濯!(家の中がスッキリするとテンションが上がる性質) ・バスケットボール(息子と勝負!)