住宅ローンについて
年収300万円で、マイホームを購入したいという方もいることでしょう。住宅ローンは毎月ローンを返済する必要があるため、生活費や貯蓄に影響がないか考えた上でローンを組む必要があります。住宅ローンを借りる場合、年間返済率は25%以内、つまり2,200万円以内で借りるのがベストといわれています。もしそれ以上の金額を借りる場合は、毎月の返済額が生活費を圧迫する可能性があり、住宅ローンの審査に通らない可能性もあります。
地域や物件などが限定される可能性はありますが、住宅ローンを借りてマイホームを購入することは可能です。住宅ローンはさまざまな種類があるため、返済計画に無理がないかしっかりと検討した上で住宅ローンを組むようにしましょう。
参考
年収300万円以下でも住宅ローンは組めるの? | ARUHIマガジン
年金はどうなる?
老後の生活が心配という方も多いことでしょう。年収300万円の場合、気になるのは年金がいくらもらえるのかということです。日本では日本に住む20~60歳までの人が加入する「国民年金」と、会社員や公務員などが加入する「厚生年金」の2つの公的年金制度があります。公的年金制度に加入し、10年以上保険料を支払うと、年金を受け取ることが可能になります。
国民年金の場合は、保険料を払った月数によって年金支給額が異なります。1年支払うごとに年金額が約2万円増えていくことになるため、20~60歳まで40年間支払った場合は約78万円受け取ることが可能になります。また、厚生年金を払っている場合は支払った期間だけでなく平均給与も年金支給額に影響します。年金がいくらもらえるかについては年金定期便で確認するようにし、老後の備えとしていくら貯金する必要があるのかしっかりと準備しましょう。
参考
わたしは年金いくらもらえる?年金のプロ・社会保険労務士が教えます|たあんと
「年収300万円時代」とは?
「年金300万円時代」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。前述したように、日本では年収300万円台の世帯が全体の中でも最も多い割合となっていますが、これを予測していたといわれているのが、経済評論家の森永卓郎さんの著書『年収300万円時代を生き抜く』(光文社)です。2003年の発売当初は「年収300万円時代なんてくるはずがない」といわれていたのが、現在では年収300万円台が現実のものとなっています。今後の経済動向には注目する必要があるでしょう。
年収300万円でも無理なく生活をすることができる
現在の日本では年収300万円の世帯が最も多いといわれています。年収300万円の生活レベルは、結婚も住宅ローンを組むことも可能です。しかし、個人によって老後もらえる年金額は異なるため、老後のための貯蓄はする必要があるでしょう。今回の記事を参考に、自分たちの生活レベルを見直し、人生設計を立ててみてはいかがでしょうか。
参考
年収300万円正社員の月収や手取り、貯金額は?|リクナビNEXT
年収300万の生活レベルは?手取り月収や平均貯金額や税周りを解説|career-picks
年収300万円おひとりさまの年金はいくら?年金の計算方法を解説 | fuelle
森永卓郎が予想~「年収300万円時代」を予言して15年、今後は年収いくらになる? |grape [グレイプ]
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