クラウドソーシングに登録していた場合
クラウドソーシングの会社に登録して仕事を受注する人も最近では増えてきています。このように、クラウドソーシングを通して働いた経歴は、「登録」「退会」という表現を使うといいでしょう。
<書き方の見本>
25年1月 個人事業主として活動
平成25年2月 クラウドソーシングサイトにライターとして登録。
平成25年9月 ○○株式会社の仕事を請け負う
平成26年2月 クラウドソーシングサイトを一身上の都合により退会。
平成26年3月 個人事業主として活動停止
(引用元:フリーランスの職歴は即戦力の証し!採用担当者の関心を引く履歴書作成|道しるべ)
アピールポイントをおさえた履歴書が採用の決め手!
履歴書では、個人事業主として培った知識やスキルを効果的に伝えて、企業において即戦力として活躍できることをアピールしましょう。ここでは、履歴書に個人事業主としての経験を記載する時のポイントを紹介します。
志望動機はポジティブに
フリーランス業務だけでは十分な収入が得られないなど、マイナスの要因で正社員に応募する人もいることでしょう。しかし、志望動機ではネガティブな理由を挙げるとマイナスイメージとなります。できるだけポジティブな表現を使って良い印象を持たせましょう。例えば、「規模の大きい仕事に携わりたい」「業務の幅を広げたい」などという表現を使うといいでしょう。
実績はできるだけ具体的に
個人事業主として自分が携わった業務や実績などをできるだけ具体的に書くようにしましょう。取引した企業や期間、実績であれば数字などを用いて詳しく効果的にアピールしましょう。これにより、採用担当者が応募者がどのような業務を行ってきたかイメージしやすくなります。
転職後に活かせる実績・経験をピックアップ
採用担当者は、個人事業主として働いてきた経験を持つ人が、転職後に即戦力として活躍できるかどうかをチェックしています。応募する企業を研究し、転職後に活かせそうな経験やスキルをピックアップし、それをどのようにその企業で活かせるかなどについて端的に伝えましょう。
コミュニケーション能力をアピール
1人または少人数で働いてきたことで、「コミュニケーション能力や協調性に欠けるのでは?」と不安に思う採用担当者もいます。履歴書の「自己PR」欄などを利用して、このような不安を解消できるようなアピールを行いましょう。コミュニケーション能力、協調性があることをアピールできるようなエピソードを書くとより説得力が増します。
<例>
「/……個人事業主として業務を完遂するために、クライアント様との密なコミュニケーションを最重要視しておりました。コンテンツ作成の目的やターゲット、求めている結果などにズレが生じないよう積極的な対話を通して、業務が円滑に進められるよう心がけています。……/」
(引用元:フリーランスの職歴は即戦力の証し!採用担当者の関心を引く履歴書作成|道しるべ)
まとめ
働き方が多様化されてきたことにより、自営業やフリーランスとして働く人が増えてきました。「フリーランスとしての経歴はマイナスな印象では?」と不安な人もいるかもしれませんが、個人事業主として培った経験やスキルは自分の強みとしてアピールできるポイントとなります。採用担当者に「即戦力としてぜひ雇いたい」と思ってもらえるような履歴書をぜひ書いてみてください。
参考
自営業をしていた場合の履歴書の職歴欄の書き方は?|リクナビNEXT
自営業からの転職。履歴書はどう書く?|自営業、フリーランス、業務委託経験者のアピールポイント|転職大辞典
フリーランスの職歴は即戦力の証し!採用担当者の関心を引く履歴書作成|道しるべ
フリーランスは履歴書にどうやって職歴を書けば良いのか|アオトシ−ITプロパートナーズ