個人事業主としての経験をどのように履歴書に記載していいか分からない、という人もいることでしょう。どう書けば採用担当者に個人事業主としての経歴をアピールできるのでしょうか。当記事では、個人事業主として仕事をしていた場合の履歴書の書き方や効果的なアピールの方法などについて紹介します。
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もくじ
【個人事業主】履歴書の書き方のポイントと見本
個人で事業を行っている人のことを個人事業主または自営業者と呼びます。ここでは、いくつかのケースに分け、個人事業主の履歴書職歴欄の書き方について見ていきましょう。
自営業をしていた場合
起業して会社を経営していた場合、起業した会社名を記載し、「設立」と書きます。スペースに余裕がある場合は、事業内容や取引先などを補足しておくのもいいでしょう。会社をたたんだ場合は「解散」、たたむ予定の場合は「解散予定」と記載します。
<書き方見本>
平成27年4月 株式会社○○○○ 設立
ネット広告代理店を運営。社員数/4名。取引先/○○社、○○社など
令和元年3月 株式会社○○○○ 解散
(引用元:自営業の履歴書はどう書く?印象アップするポイントと例文付き|RECRUIT AGENT)
開業届を出さずに個人事業主として働いていた場合は、「開業」の代わりに「活動」または「従事」、「解散」の代わりに「活動停止」という表現を使います。
<書き方の見本>
平成29年6月 個人事業主として活動
職務内容:Webデザイナー
平成31年9月 一身上の都合により活動停止
フリーランスとして働いていた場合
「フリーランス」とは単発の仕事をするたびに契約を結んで仕事をする人のことを指します。必ずしもフリーランスが個人事業主に含まれるとは限りませんが、業務内容に大きな差はありません。フリーランスとしての経歴を履歴書に記載する場合は、屋号があれば屋号と「開業」を記載し、やめた(またはやめる)場合は「廃業」「廃業予定」と記載します。
<書き方見本>
平成27年4月 ○○○○ 開業
スマートフォン向けアプリの開発業務を受託。取引先/○○社、○○社など
令和元年3月 ○○○○ 廃業
(引用元:自営業の履歴書はどう書く?印象アップするポイントと例文付き|RECRUIT AGENT)
屋号がない場合は、「屋号」+「開業」の代わりに「フリーランスとして活動開始」などと記載するといいでしょう。
家業を手伝っていた場合
家業を手伝っていた場合、家業が法人であったか否かで表現が違ってきます。
◾︎家業が法人で従業員として勤務していた場合
通常の職歴の書き方と同じように、会社名+「入社」「退社(または退職)」という表現を使います。
<書き方の見本>
平成26年4月 ○○○○株式会社 入社
営業部にて既存顧客の対応および新規顧客開拓を行う
平成31年3月 一身上の都合により退職
◾︎農業や商店などの家業において「家族従事者」として働いていた場合
「家業である○○業に従事」と記載するのが一般的です。スペースがあれば、業務内容なども補足するといいでしょう。
<書き方の見本>
平成27年4月 家業である○○業に従事
経理担当として、伝票処理や帳簿入力を行う
平成29年3月 一身上の都合により退職
(引用元:自営業をしていた場合の履歴書の職歴欄の書き方は?|リクナビNEXT)