履歴書を返してもらいたいときはどう頼めば良い?
企業側に事情があるのも分かるが、やはり応募書類は手元に戻してほしい……そう思う方は、企業側が書類を返却しやすいように段取りを考えてみると良いかもしれません。「返却希望をしっかり伝える」ことと、「返却しやすいように手はずを整えておく」ことがポイントです。
応募時に返却希望を伝える
まず、応募時に「書類の返却を希望する」ということを伝えておきましょう。履歴書を最初に送付するケースはもちろん、電話やウェブ応募を先に行い、あとから履歴書を持参するような場合でも同じです。「履歴書は返却可能かどうか」で応募先を選ぶという方法もあります。
採用・不採用の通知が来たときに伝える
応募時に伝えることができなかった場合は、採用・不採用の通知をもらうときが次の機会となります。不採用の場合はメールや電話で簡易的な連絡が来るだけかもしれませんが、お礼の言葉とともに「履歴書を返却していただけますか」と質問してみましょう。
送料を負担するつもりでいるとスムーズ
企業側が応募書類を返却するとなると、中身が透けない封筒を用意し、送り状を準備し、宛名を確認し、切手を貼るといった手順が必要になります。一件一件はたいしたことがないように思われる事務作業ですが、複数人に対応するとなると担当者の時間が大幅に取られてしまいます。そのため、これらの手間を避けるために返送しないという企業もあります。
どうしても書類を返してほしい場合は、企業側の手間をできるだけ少なくしておく配慮も必要です。具体的には、応募時点で返送用の封筒を用意しておくと良いでしょう。切手を貼り、自分宛の宛名も記入した状態で渡しておけば、選考終了後は封筒に入れて投函するだけですみます。
「切手代がいくらかかるか分からない」という方には、「レターパックライト」などがおすすめです。重さ4kgまで同一料金で、配達記録も付くため安心して到着を待つことができます。
参考
まとめ
大切な個人情報である履歴書は、応募した企業にもきちんと取り扱ってもらいたいと考えるのは当然です。行き違いで不快な思いをすることがないよう、返却を希望する場合は担当者に希望を伝え、返却の段取りも考えておくと良いでしょう。納得できる求職活動のために、ご参考にしてください。
参考
履歴書は企業から返却してもらえる?履歴書の返却の依頼方法|転職Hacks
企業に提出した履歴書を返却してほしいときの方法と注意点|パソナキャリア