司法書士に独学で合格することは可能?体験談から心構えを学ぼう

さまざまな国家資格の中でも比較的難易度が高いと言われている「司法書士」ですが、大学生のうちに独学で合格する人もいます。子供が大学生になったら今よりも時間に余裕ができそう、将来のために挑戦してほしい! そう思っている親御さん向けに、独学で司法書士に合格することは可能か、どう勉強すれば良いのかを紹介します。

司法書士は独学だと難しいって本当?理由は?

司法書士は難易度が高い資格だと言われている一方で、法学部の学生が在学中に合格することもあるそうです。司法書士は学生が独学で挑戦できる資格なのでしょうか。独学の場合、特にどういったところが難易度を上げてしまうのでしょうか。

勉強時間が確保できない

子供の毎日の標準的なスケジュールを思い浮かべてみましょう。現在どのくらい自由に使える時間があるでしょうか。授業が終わったあとはすべて自由時間という人もいますが、アルバイトをしたり、部活やサークルがあったり、毎日研究室に行っていたりとそれぞれ忙しい生活を送っているのではないでしょうか。

司法書士試験を目指すとなれば、残ったわずかな自由時間を勉強に割く必要があります。場合によってはアルバイトや部活などを諦めて勉強に充てる必要が出てくるかもしれません。

また、疲れていたり、体調が思わしくなかったりといった理由で一日勉強を休んでしまうと、そのあと数日勉強しないまま過ごしてしまうということもあるでしょう。時間が決まっている学校や予備校などと違い、独学では自分で時間を決めて勉強をする必要があります。勉強の優先度を上げておかないと「今日も結局勉強できなかった……」という事態に陥りがちです。

スケジュール管理が難しい

上記の「勉強時間が確保できない」とも関係があるのですが、独学ではスケジュール管理が上手にできません。「毎日○時間勉強する」という短期的なスケジュールだけでなく、「試験までに全範囲を勉強するなら、だいたい○ヶ月でここまで終わらせておく必要がある」という長期的なスケジュールも管理する必要があるからです。

資格予備校に通うと、このスケジュールをプロが管理してくれます。そのため自分の勉強が進んでいるのか、あるいは遅れているのかを比較的簡単に理解することができます。完全独学を目指すのであれば、まずは試験範囲を理解し、自分で到達目標を作ってから始める必要が出てくるでしょう。

良い教材を探すのが大変

司法書士試験のための参考書や問題集はたくさん販売されていますが、その中から使いやすいもの、自分に合ったものを探さなくてはなりません。最初は「どの本が良いのか」を見て確かめるところから始まるでしょうから、教材探しにそれなりに時間をかけることになるでしょう。

最初に買って使い始めた教材が「思ったより使いにくい」「これだけでは分からない」ということも十分ありえます。勉強を始められるようになるまでの準備期間もそれなりにかかるという心構えで取り組む必要があります。