地学までカバーしている参考書2選
地学の範囲をカバーしている参考書はほとんどありません。基本的には学校の教科書をベースに勉強することになるでしょう。ここでは、その中でも地学の範囲までカバーしている数少ない参考書のうちの2冊をご紹介します。
ひとりで学べる地学
基礎的な学力を養成することを目的とした参考書で、「地球の姿」「地表の変化」「地層の観察と地殻の変化」「地殻と生物界の変遷」「地球の熱収支と大気中の水」「大気と海洋の運動」「宇宙の構成」の7テーマについて学ぶことができます。
また、本書には各テーマの要点だけでなく、受験生が疑問を持ちやすいポイントのQ&Aや、より深く学びたい人に向けた学習コンテンツ「Power Upセミナー」も収録されています。
もういちど読む数研の高校地学
数研出版の「もういちど読む」シリーズの地学版です。本参考書は数研出版から2012年に発行された地学基礎の教科書と2014年に発行された地学の教科書をもとに、地学と地学基礎を通読しやすいように再構成されています。
大人の教養書として出版されている本書ですが、受験生にとっても有用な内容といえるでしょう。
参考
地学基礎の問題集3選
まずは、地学基礎の範囲をカバーしている問題集をご紹介します。地学を受験する必要がない場合はこの範囲で十分といえるでしょう。
大学入試センター試験実戦問題集生物基礎/地学基礎
進学塾である駿台予備校の講師によって作成された本問題集には、各5回分の予想問題集が収録されています。センター試験と同様のマークシート形式の解答用紙も付属されているため、本番と同じ条件で問題を解くことができます。
また問題集の「直前チェック総整理」では、予想問題などから明らかになった弱点の補強もできます。過去問と一緒に、最後の総仕上げとして購入したい一冊といえるでしょう。
参考
10日間完成 文系のための分野別センター地学基礎
旺文社が出版する本問題集は、重要テーマに論点を絞りこむことで9日間で地学基礎を完成させ、10日目には本番さながらの模擬試験で仕上げを行うというものです。
重要テーマについては、まとめ→例題→練習問題を繰り返すことで、効率良く学習を進めることができます。理系科目よりも文系科目に重点をおく文系の受験生におすすめの一冊といえるでしょう。
短期攻略センター地学基礎
センター試験問題に駿台予備校のオリジナル問題を加えた合計63問が収録されています。また問題の解説では関連するテーマなどについても説明されているため、しっかりと解説まで読み込むことで確かな実力を身につけることができるでしょう。
地学までカバーしている問題集2選
教科書と同様に、地学までカバーしている問題集の数は限られています。センター試験に向けては、センター試験の過去問を解くと良いでしょう。
大学入試センター試験過去問レビュー地学基礎・地学 2020
進学塾である河合塾が発行している本問題集。学参ドットコムによると、この過去問には「8年間の問題が収録されている」そうです。大学入試センター試験の傾向を知るには十分な分量といえるのではないでしょうか。
参考
2020 大学入試センター試験 過去問レビュー 地学基礎・地学 | 学参ドットコム
センター試験過去問研究 地学
教学社から出版された本問題集には過去11年分もの過去問が収録されており、ボリュームは満点。さらに、過去問の傾向分析や過去に受験した生徒からのアドバイスも掲載されているため、これからセンター試験の対策を行おうとしている生徒にとってはまさに最適な一冊といえるでしょう。
まとめ
今回は地学と地学基礎の対策からおすすめの参考書、問題集までご紹介しました。受験勉強には投げたしたくなる瞬間もあるかもしれません。しかし、受験での努力や経験は今後の人生において貴重な経験となることでしょう。
参考
【2019年版】地学のおすすめ参考書・問題集11選 | 大学受験プロ
