「貴社」を使った例文
貴社という言葉は、「貴社を志望した理由は~」「貴社の企業理念では~」のように、志望動機や自己PRなどでよく使われるでしょう。以下は、貴社を使った志望動機の例文です。
AIなどIT技術が注目される現在、経済や社会に与える影響の大きさに魅力を感じており、貴社のSE職を志望しています。 貴社は「○○」という理念の下、社員一人一人の自主性と創造性を重視しています。日々進化するIT業界においてスピード性と柔軟性を持って対応されており、その個々人の能力と組織力の高さに魅力を感じました。私は大学院でプログラミングの研究を行っており、貴社のさらなる技術革新に貢献できると考えております。
(引用元:エントリーシートの志望動機の書き方|伝えるべき項目や例文5つをご紹介 | 就活の未来)
もし「御社」を使ったらどうする?
御社と貴社の違いが分からず、エントリーシートに御社と書いてしまうこともあるかもしれません。その場合、修正をせずに提出してしまうと面接官から「常識を知らない」と思われてしまう可能性があります。書き間違いに気づいた場合は、なるべく修正するのがいいでしょう。
修正ペンは使わない
エントリーシートの誤字脱字は、面接官にマイナスの印象を与えてしまう可能性があります。しかし、エントリーシートを修正する際に修正ペンや修正テープを使うと、さらにマイナスのイメージを与えてしまうことが考えられます。修正ペンや修正テープは、書類を簡単にねつ造することができます。そのため、重要な書類を修正する際に修正ペンや修正テープを使うと、手抜きやマナー違反と受け取られかねません。エントリーシートなどの重要書類を修正する際は、修正ペンや修正テープの使用は避けるようにしましょう。
できれば新しい用紙に書き直す
エントリーシートの作成には、時間をかける方も多いことでしょう。そのため、修正する際には時間を節約し、間違っている部分のみを修正しようとする方もいるかもしれません。しかしエントリーシートは重要な採用書類であるため、修正する手間を省いてしまうと面接官の印象も違ってきます。もしエントリーシートに御社と書いてしまった場合は新しい用紙に書き直すようにしましょう。
エントリーシートの替えがない場合は、正式な方法に倣って修正するのが一般的なマナーです。間違えた箇所に二重線を引き、訂正印を押せば修正することができます。訂正印にはシャチハタを使用しないようにしましょう。また訂正は多くても3カ所以内とし、それ以上の場合は新しいエントリーシートを請求する方がいいでしょう。
採用に影響はない?
御社と貴社を書き間違えてしまったことが、合否を左右することはないでしょう。しかし、採用に影響がなくても評価が下がってしまう可能性はあります。企業から内定をもらう確率を上げるためにも、修正できる場合は新しい用紙に書き直した方がいいでしょう。
エントリーシートでは貴社と御社を正しく使い分けよう
エントリーシートは就職の際に欠かせない重要書類です。貴社と御社の違いは書き言葉か話し言葉かですが、書き間違えてしまった場合は新しい紙に書き直すのがいいでしょう。志望先の企業によっては貴社や御社以外の言葉を使う可能性もあるため、前もって正しい敬称を調べるようにし、エントリーシートに正しく記載するようにしましょう。
参考
ですます調?である調?履歴書・ESの語尾で使うべき表現 | キャリアパーク[就活]
エントリーシートで使うのは貴社と御社、どちらが正解?|就活FOREST
エントリーシートは「貴社」と「御社」どちら?記載マナーを解説 | 就活の未来
【例文あり】どちらが正しい?エントリーシートの「貴社」と「御社」 | 就活Hack
エントリーシートの志望動機の書き方|伝えるべき項目や例文5つをご紹介 | 就活の未来