どんな資格を書くべき?
取得した資格が複数ある場合は、希望職種に関係のある資格など、重要度に応じて優先順位をつけて記載することが大切です。国家資格やTOEICなどの語学系の資格、MOSなどのパソコン関連の資格は認知度や信頼度が高いため、取得している場合は大きなアピールとなるでしょう。ただし、保有している資格の級やスコアが低い場合は、逆にマイナスのイメージになってしまう可能性もあるため、ほかにアピールできる資格がある場合は省略することも検討しましょう。
書かなくてもいい資格は?
資格は能力の証明になりますが、例えば「剣道三段」「空手三段」「スキーのインストラクター」といった趣味やスポーツの資格の場合は、直接業務に関係しなければ記載する必要はないでしょう。もし面接の際の話題作りとして役立てたい場合は、「趣味・特技」の欄に記入するといいでしょう。
書ける資格がない場合の対処法と注意点
エントリーシートで資格の項目が設定されていた場合、資格を保有していない方はどのように記載すればいいのでしょうか。資格を持っておらず、さらに勉強中の資格や自動車免許なども持っていない場合は、「特になし」と記載するのが一般的です。しかし、もし語学やパソコンスクール、セミナー受講などの専門教育を受けたことがある場合は、その経験を記載して空欄を埋めるという方法もあります。
資格を書く際の注意点としては、仮に企業の募集要項に「日本漢字能力検定1級以上」と書いてあったのにもかかわらず、「日本漢字能力検定準1級取得」とだけ書いていると、募集要項を読んでいないと判断されてしまう可能性があります。もし準1級の資格を書く場合は、「日本漢字能力検定1級に挑戦予定」や「取得のため勉強中」と挑戦の意思があることを示す方がいいでしょう。
エントリーシートの資格欄は正しく正確に書こう
エントリーシートは企業が独自で作成しているため、質問内容や項目は企業によって異なりますが、保有している資格がある場合はエントリーシートに正しく記載することで自己PRにつなげることができます。資格を記載する際は必ず正式名称で書くようにし、資格取得に向けて勉強中の場合も関連資格の場合は積極的に記載しましょう。
参考
エントリーシートの正しい資格の書き方をわかりやすく解説|Kichonavi【キチョナビ】
履歴書に書くべき資格、書かなくてもいい資格と正しい書き方|キャリアHUB 世界最大級の総合人材サービス ランスタッド
【エントリーシートの資格欄の書き方】悩みがちな記入方法を大公開!|就活の未来
【内定者が教える】エントリーシートに資格を書くメリット、書き方のポイント、資格がない人はどうする?|就活の教科書