エントリーシートには資格を書く欄がありますが、選考を有利に進めるためにも効果的に資格についてアピールする必要があります。資格はただ羅列して書くのではなく、資格を書く際のマナーについて正しく理解して書くことがポイントです。今回は自己PRにもつながるエントリーシートの資格の書き方についてご紹介します。
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もくじ
エントリーシートの資格について
就職活動の際に企業へエントリーシートを提出する方もいることでしょう。多くの企業が応募書類をもとに書類選考を行いますが、採用担当者に個人の能力や魅力をアピールするためにも、エントリーシートでは保有している資格について効果的に記載する必要があります。エントリーシートにおける資格欄は、就職の際にどのような意味を持つのでしょうか。
資格は就職にも有利?
エントリーシートにおける資格欄は、企業にとって面接時の参考資料となります。そのため、志望している業種に役立ちそうな資格や珍しい資格などは、就職の際も有利になる可能性があります。入社後の仕事に役立つ資格は会社の仕事内容に興味を持っていることのアピールとなり、難易度の高い国家資格を取得している場合は、一定の知識やスキルがあることをアピールすることができるでしょう。
面接ではエントリーシートに記載されている資格をもとに、「なぜその資格を取ろうと思ったのか」「資格を取るためにどのような苦労があったのか」など、質問を受けることもあるかもしれません。仕事に生かせる資格や難しい資格ではなくても、ほかの人が持っていない珍しい資格なら、面接でも話題になります。資格を学力の証明や自己PRにつなげることができれば、就職にも有利になるでしょう。
嘘は書いてはいけない
資格を保有していることは自己PRになりますが、資格を持っていないからといって嘘を書いてしまうのは問題です。企業は必ずしも資格の保有者のみを求めているわけではなく、資格を持っていないことがマイナス評価になるわけでもありません。もし資格を保有していないのにもかかわらず、資格があると嘘の内容を書いてしまうと、判明した際に信頼を失うことになります。資格がない場合は「特になし」と記載し、ほかの長所をアピールするようにしましょう。
資格の基本的な書き方
それでは次に、エントリーシートに資格を書く際の基本的な書き方についてご紹介します。
取得日順に書く
エントリーシートに資格を書く際は、資格を習得した日付を記載する必要があります。基本的には、採用担当者が読みやすいよう、取得した日付順に資格を記載しましょう。西暦か和暦かで悩む方もいるかもしれませんが、エントリーシート全体で統一して記載するようにし、西暦と和暦が混在しないよう注意しましょう。エントリーシートの書式によっては、西暦や和暦のどちらで記載するべきか判断することができるでしょう。
一番アピールしたい資格から書きたくなってしまうかもしれませんが、取得した日付順に書くようにしましょう。
正式名称で書く
資格を記載する際に取得日を記載すると前述しましたが、和暦を記載する場合は、アルファベットの頭文字をとって「H」・「R」などと省略して書くのではなく、正式な元号である、平成・令和と記入します。また、資格名も必ず正式名称で書くようにしましょう。普段聞き慣れている「英検」「簿記」などは略語となるため、注意が必要です。
漢検の場合は「日本漢字能力検定」、英検は「実用英語技能検定」、簿記は「日本商工会議所簿記検定」と、正式名称で記載しましょう。
取得見込みの資格も記載可能
就職活動に向けて資格の取得を目指す方も多いかもしれませんが、試験日などの都合でエントリーシートの作成までに合否が出ないというケースも考えられます。取得見込みの資格については、エントリーシートの資格欄に記載することが可能です。関連資格や企業が求めている資格の場合は、「○○資格取得に向けて勉強中」と記載し、熱意をアピールしてみましょう。ただし、自身と関係のない資格や勉強していない場合などは虚偽となってしまうため、書かない方がいいでしょう。
記載例としては、「現在 TOEIC公開テストは800点を目標に勉強中。」「日本商工会議所簿記検定2級取得に向けて勉強中。」などがありますが、「勉強中」と書いた場合、企業側から取得した資格のみを書いてほしいと思われる可能性もあります。そのため、評価されるかどうかは見極めることが大切です。また、試験日が決まっていて合格が見込まれる場合については、「○月に取得予定」と記載することで自己アピールにつなげることができます。