【第二新卒】職務経歴書の書き方と例文
それでは、第二新卒の職務経歴書の書き方を項目別に見ていきましょう。
経歴概要
職務経歴書の冒頭に記載する「経歴概要」では、「いつ」「どこの部署で」「何をしていたか」などについて簡潔に述べます。職務経験が少ない第二新卒は、前職で自分なりに工夫したことや実績、自分の長所などを加えて自分をアピールするのもいいでしょう。
<経歴概要の書き方例>
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(引用元:第二新卒の職務経歴書テンプレート書き方とサンプル|doda)
職務経歴
職務経歴では、これまでに勤めた企業の「事業内容」「従業員数」「設立年」「売上高」「資本金」などについて記載します。第二新卒で1社しか職務経歴がない場合は、次の「職務経歴詳細」に含めても問題ありません。
職務経歴詳細
職務経歴詳細のフォーマットは、これまでの仕事内容を時系列に記載する「編年体式」が一般的ですが、キャリアに合わせて形式を選ぶといいでしょう。第二新卒の場合は、前職の経験を強くアピールできる「逆編年体式」がおすすめです。
職務経歴詳細には、以下の項目に沿って書く内容を整理するといいでしょう。
- いつからいつまで(期間)
- 何を(商材・サービス・プロジェクト)
- 誰に(顧客・見込みユーザ)
- 誰と(個人・チーム)
- どのように(手法・ノウハウ)
- 実績(成果)をあげることができたのか?
(引用元:職務経歴書の書き方|マイナビジョブ20 ‘s)
<職務経歴詳細の書き方例>
◾︎事業内容:◯◯印刷・◯◯代理店業
◯◯事業部営業課(2016年4月〜現在)
【取引商品】 商業印刷物(会社パンフレット、カタログ、ポスター等) 【担当業務】 【取引顧客】 【実績】 20△△年度:年間売上2千万円(達成率◯%) 20△△年度:年間売上2.5千万円(達成率◯%) 【工夫した点】 |
業務詳細では、読み手を意識した読みやすい構成を心がけましょう。業績については「◯%」や「◯人中◯位」など、数字などを使って具体的に述べると読み手がイメージしやすくなります。
活かせるスキル、経験など
前職で身につけた仕事に役立つスキルについてアピールします。職場で使用していたツールやソフト、研修で習得した知識などについて書くといいでしょう。第二新卒の場合、社会経験が短い分、スキルや経験も少ないかもしれません。志望企業で役立ちそうなスキルは習得中のものでも記載して構いませんので、漏れなく記入するようにしましょう。
<活かせるスキル・経験の書き方例>
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(引用元:職務経歴書に書くことがない……第二新卒者のための書き方と例文|キュージェント)
自己PR
第二新卒の自己PRでは、仕事で経験して学んだことや仕事をする上で大切にしていることなどをアピールするといいでしょう。志望する企業の業務内容や求める人材についてよく調べ、自分がその企業にマッチングした人材であることを伝えましょう。エピソードなどの根拠を入れることで、より説得力のある自己PRとなります。
<自己PRの書き方例>
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(引用元:第二新卒の自己PRの書き方と例文|説得力を持たせるポイントとは|PASONA)
志望動機
志望動機も自己PRと同様に、志望する企業の特徴をよく調べて書く内容を考えましょう。どうしてその企業に魅力を感じたのかを具体的かつ端的に伝えます。ここで退職理由と絡めて志望動機を書きたい人は、ネガティブな退職理由を前向きに置き換えて伝えると印象が良くなるのでおすすめです。
<志望動機の書き方例>
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(引用元:知っておきたい!第二新卒の自己PR・志望動機の考え方・書き方|マイナビAGENT)
まとめ
第二新卒の職務経歴書を書く際のポイントなどについて紹介しました。職務経験が少ないことで不安に感じる人もいるかもしれませんが、短いながらも社会人としての経験があることや若手ならではの柔軟性とやる気は企業に評価されます。ぜひ自分の強みをアピールした納得のいく職務経歴書を作成してみてください。
参考
第二新卒はポテンシャル勝負!採用担当者に響く職務経歴書の書き方|JOBSHIL
第二新卒はポテンシャル勝負!採用担当者に響く職務経歴書の書き方|JOBSHIL
知っておきたい!第二新卒の自己PR・志望動機の考え方・書き方|マイナビAGENT
第二新卒の自己PRの書き方と例文|説得力を持たせるポイントとは|PASONA