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労働基準監督官の二次試験では、個別面接があります。面接官3人に対して、15分間の面接時間です。事前に記入する面接カードを元に、「志望動機」「自己PR」「労働基準監督官について」など、具体的な内容を質問されます。今回の記事では、面接の流れと頻出の質問、質問に備える方法をご紹介していきます!
もくじ
労働基準監督官採用試験の面接概要
労働基準監督官採用試験は、筆記形式の一次試験と、個別面接・身体検査による二次試験に分かれています。2019年度の実施状況を確認すると、第一次試験合格者のうち、約3人に1人が第二次試験を通過し、最終合格者となっていることが分かります。合格率は、約36%です。
区分別に見ると、労働基準監督Aで合格率約34%、労働基準監督Bで合格率約41%となっています。いずれにしても、二次試験で半分以上の人が脱落していることが分かります。
(参照元:労働基準監督官採用試験区分別実施状況2019年度|人事院)
つまり、それなりの対策をしていなければ二次試験の突破は難しいと言えるでしょう。面接対策をするために、まずは面接の形式と流れをご紹介していきます。
面接の形式
面接の形式は、受験生1人に対して面接官が3人います。面接時間は、15分間が基本となっています。入室した後は、3人の面接官の正面に座り、3人の面接官がそれぞれ質問をします。
面接の流れ
二次試験は、面接以外に身体検査があります。試験は一日がかりで、先に面接になるか身体検査になるかは、当日会場に到着してから待機室で告知されます。
面接は、一次試験合格発表後にダウンロードできるようになる面接カードに沿って質問されることが多いようです。面接カードはA4サイズ1枚のもので、民間企業でいうところのエントリーシートのようなものです。内容は、「志望動機」「専攻分野・得意分野」「最近関心や興味を持った事柄」「印象深かったこれまでの体験」「自己PR」「趣味・特技」などがあります。
また、面接カードに記載があるもの以外でも、労働基準監督官に関する質問をされることがあります。