労働基準監督官は全国転勤が基本?採用後のキャリアパスと福利厚生!

労働基準監督官は、3年目と13年目のタイミングで、採用された労働局外への異動があります。しかし、それ以外の期間は採用された労働局内の労働基準監督署での勤務が一般的で、基本的には採用された労働局内を2~3年の間で異動します。今回の記事では、労働基準監督官の転勤事情と福利厚生をご紹介します。

労働基準監督官の転勤事情

労働基準監督官の転勤については、以前は全国転勤が当然でした。しかし、平成30年度から採用のやり方が変わり、希望した労働局で勤務することが基本になっています。ここでは、労働基準監督官の勤務地や組織図、採用後の研修スケジュール、労働基準監督官のキャリアパスをご紹介します。

労働基準監督官の勤務地

労働基準監督官の主な勤務地は、採用された労働局内の労働基準監督署になります。労働基準監督署は、全国に321箇所あります。また、労働基準監督署以外にも、各都道府県に1つある労働局、東京都にある厚生労働省労働基準局本部での勤務があります。組織図は下記のとおりです。

(参照元:2019年度労働基準監督官採用試験パンフレット|厚生労働省,P3

例えば、東京都の労働基準監督署は、下記の18箇所にあります。

  • 中央
  • 上野
  • 三田
  • 品川
  • 大田
  • 渋谷
  • 新宿
  • 池袋
  • 王子
  • 足立
  • 向島
  • 亀戸
  • 江戸川
  • 八王子
  • 立川
  • 青梅
  • 三鷹
  • 町田支署

会社の数や、地域の広さによって労働基準監督署の数は各都道府県で異なります。

参考

全国労働基準監督署の所在案内|厚生労働省

採用後1年間のスケジュール

労働基準監督官の仕事は、専門的な知識が必要となるため、採用後に1年間の研修が用意されています。研修は、採用された労働基準監督署の実地研修と、労働大学校での中央研修が交互に行われます。実践と理論を交互に行うことで、労働基準監督官としての仕事内容をより理解できるような仕組みになっています。

(参照元:2019年度労働基準監督官採用試験パンフレット|厚生労働省,P17

なお、中央研修が行われる労働大学校は、定期的な研修や昇進時の研修でも活用されています。