労働基準監督官の年収は?初任給、月収、ボーナス、待遇を徹底解説!

労働基準監督官の平均年収は、約500万円(平均年齢35歳)です。ただし、勤務する地域や残業手当、役職手当などにより年収は異なります。今回の記事では、労働基準監督官の初任給、月収、年収、生涯年収に加えて、採用後の研修や若手労働基準監督官の一日、採用後の転勤についてご紹介します。

労働基準監督官の収入

労働基準監督官は国家公務員となるので、行政職俸給表が適用されます。ここでは、俸給表や内閣官房の公開しているデータを基にして、労働基準監督官の「初任給」「平均月収」「年収」「生涯年収」をご紹介します。

初任給

労働基準監督官の初任給は、182,400円です。これは、国家公務員の給与を定めている俸給表の中でも、行政職俸給法(一)1級の第26号俸に該当します。182,400円に加えて、通勤手当、扶養手当、期末・勤勉手当、地域手当、住宅手当などが支給されます。

また、大学卒業後に労働基準監督官以外の仕事を経験している場合は、経験年数として換算し、182,400円よりも上位の格付けになります。つまり、新卒で採用される場合と数年社会人経験をして採用される場合では、労働基準監督官としては同じ1年目でも給与が異なります。

参考

労働基準監督官採用試験|厚生労働省

【年齢ごと】平均月収

行政職俸給表(一)を基にして、経験年数ごとの平均給与をご紹介します。以下は、22歳で大学を卒業してすぐに労働基準監督官に採用された場合の年齢で算出しています。あくまで行政職俸給表(一)の平均となりますので、ご参考程度にご覧ください。

経験年数 年齢 平均月収
2.8年 24~25歳 1級 186,000円
7.3年 29~30歳 2級 227,844円
18.1年 40~41歳 3級 301,860円
26.5年 48~49歳 4級 361,507円
30.8年 52~53歳 5級 383,589円
30.9年 52~53歳 6級 400,414円
30.5年 52~53歳 7級 430,491円
29.7年 51~52歳 8級 461,795円
29.5年 51~52歳 9級 511,457円
30.0年 52歳 10級 551,929円

参考

第5表 適用俸給表別、級別平均経験年数|人事院

第6表 適用俸給表別、級別平均俸給額|人事院

なお、行政職俸給表(一)の平均年齢は43.4歳で平均経験年数は21.6年、平均給与月額は411,123円となっています。

参考

職員数、平均年齢、平均経験年数及び平均給与月額|人事院

年収とボーナス

国家公務員の平均給与額と平均ボーナスをご紹介します。労働基準監督官も国家公務員となりますので、大きな違いはありません。

まず、内閣官房の資料を見ると、2019年の平均給与額は306,300円となっています。これを12ヶ月分にすると、年収は3,675,600円です。

次に、ボーナスを見ていきましょう。2019年6月に支給された国家公務員の夏のボーナス平均支給額は679,100円、2019年12月に支給された国家公務員の冬のボーナス平均支給額は687,700円です。よって、2019年のボーナス額は、合計で1,366,800円です。

これらを合計すると、国家公務員の平均年収は5,042,400円となります。これに、残業代などが加わりますので、実際にはこれよりも高い金額となるでしょう。なお、平均給与額の平均年齢は35.0歳となっています。

参考

令和元年6月期の期末・勤勉手当を国家公務員に支給|内閣官房

令和元年12月期の期末・勤勉手当を国家公務員に支給|内閣官房

生涯年収

年齢別の平均年収を累計すると、行政職俸給表(一)の生涯における給与収入は約2億5千万~2億6千万円ほどになります。それに、行政職俸給表(一)に適応する国家公務員の退職金、21,523,000円(2018年度)を加えると、生涯年収は約2億7千万~2億8千万円ほどになります。

参考

退職手当の支給状況|内閣官房