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労働基準監督官の出身大学は、国立大学や有名私立大学が多いようです。しかし、労働基準監督官採用試験を受験するのに大学は関係ありません。今回の記事では、労働基準監督官の出身大学、採用情報、求められる3つの資質をご紹介します。労働基準監督官採用試験の内容や合格率にも触れていますので、受験するか決める際の参考になさってください。
もくじ
労働基準監督官の出身大学
労働基準監督官は、学歴に関係なく就職することができる仕事です。大卒者や院卒者に比べると少ないですが、高卒者の労働基準監督官の採用試験もあります。
出身大学では、東京大学や京都大学を含む旧帝大、その他の国立・公立大学や私立難関校と言われる早稲田大学、慶應義塾大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学あたりが多いようです。また、日東駒専の大学群にあたる日本大学や専修大学出身者もいるようです。
労働基準監督官は、採用された後に1年間の研修があります。また、採用試験でも労働法や労働事情などの専門的な知識が問われます。学歴は関係ありませんが、一定の知識量や学習する意欲は求められるようです。
国家公務員の出身大学
2019年度の出身大学別の国家公務員採用総合職試験合格者数は、東京大学、京都大学、早稲田大学の順に続いています。リセマムのデータによると、上位10大学は下記のとおりです。
大学名 | 区分 | 合計 |
東京大学 | 国立 | 307 |
京都大学 | 国立 | 126 |
早稲田大学 | 私立 | 97 |
北海道大学 | 国立 | 81 |
東北大学 | 国立 | 75 |
慶應義塾大学 | 私立 | 75 |
九州大学 | 国立 | 66 |
中央大学 | 私立 | 59 |
大阪大学 | 国立 | 58 |
岡山大学 | 国立 | 55 |
(合格者最多は「東大」307人…国家公務員採用総合職試験2019 2枚目の写真・画像|リセマムより筆者作成)
合格者数では、東京大学が2位以下を大きく引き離してトップになっています。また、上位10大学の中では、国立大学が7つ占めているのも特徴的と言えるでしょう。