アメリカ留学に利用できる奨学金一覧
留学先の大学で支給される奨学金の他に、日本国内でもアメリカ留学を対象に公募されている奨学金制度はあります。日本国内で奨学金を申請する最大のメリットが、日本語で手続きができることです。ここでは、日本の返済不要タイプの奨学金制度に見ていきましょう。
文部科学省「トビタテ!留学JAPAN」
「トビタテ!留学JAPAN」は、高校生や大学生を対象とした官民共同の海外留学支援制度です。大学生を対象にしたコースでは、学生が自分で目標実現に向けた留学プランを立て「留学計画書」として申請時に提出します。成績や語学力等の基準は設けておらず、学生が自ら作成した留学計画書の実現に必要なレベルがあるかどうかが審査されます。
「トビタテ!留学JAPAN」の概要
対象者 |
*詳細は募集要項をご確認ください |
対象期間 |
(作成した留学計画による) |
支援内容 |
6万円(大学オープン**)
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申請受付期間(学生から在籍大学) |
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申請方法 |
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提出書類 |
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審査方法 |
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*大学全国コース:日本学生支援機構の第二種奨学金に掲げる家系基準を満たす学生対象
**大学オープンコース:日本学生支援機構の第二種奨学金に掲げる家系基準を超える学生対象
参考
2020 年度官民協働海外留学支援制度 ~トビタテ!留学 JAPAN 日本代表プログラム~ 募 集 要 項(大学オープンコース)|文部科学省
日本学生支援機構(JASSO):海外留学支援制度
学部学位取得型、大学院学位取得型、協定派遣の3つのタイプがあります。必要条件として学業成績や語学要件などがあります。学部と大学院では授業料が上限250万円と生活費(地域により異なる)が支給されます。協定派遣では、アメリカの一部の地域を対象に、10万円が毎月支給されます。
参考
海外留学奨学金(日本学生支援機構)|独立行政法人日本学生支援機構
ブリティッシュカウンシル:IELTS奨学金
異文化間交流促進を目的とし、公益財団法人日本英語検定協会とブリティッシュカウンシルが主催する奨学金制度です。大学・大学院への留学希望者が選出された4名には、学費補助として30万円が支給されます。奨学生は、留学中と留学後にIELTSと留学に関する広報を行います。
参考
Funai Overseas Scholarship
学部留学支援と博士号取得留学支援の2種類があります。学部留学では、科学・技術系分野の専攻を目指す日本人学生が対象となり、認定を受けると年間3万ドル、最長で4年間支給を受けることができます。博士号取得では、理工系分野を中心とし、生命科学、経済、経営分野においてPh.D取得を目指す人を対象に募集しています。奨学生になると、授業料・医療保健費は全額、生活費や支度金、渡航費も支給されます。
参考
柳井正財団海外奨学金
アメリカおよびイギリスのトップレベルの教育機関への進学を目指す日本人学生対象の奨学金制度です。アメリカに留学の場合は、年間7万ドルを上限に、卒業までの4年間支給を受けることができます。申請には、学業成績、課外活動・趣味・資格についての記述書、エッセイなどを提出します。
参考
まとめ
アメリカ留学のための奨学金について紹介しました。アメリカへ留学したいけれど、経済的な理由で諦めている人は、ぜひ奨学金への申請なども視野に入れて検討してみてはいかがでしょうか。
参考
【徹底解説】格安でアメリカ語学留学する方法(学費・航空券・滞在・保険)|English Pedia