オーストラリア留学のメリット9選!デメリットや他の国との違いは? - cocoiro career (ココイロ・キャリア) - Page 2

オーストラリア留学のデメリット

オーストラリア留学には何かデメリットはあるのでしょうか。

日本人が多い

オーストラリアには、日本からの留学生が多くいます。異国の地で日本語の通じる友人ができれば安心感を得られますし、緊急時に助けになってくれるかもしれません。しかし、母国語の通じる相手と一緒に過ごす時間が増えてしまうことは、英語の上達という観点からはデメリットになり得ます。英語力の向上を目的に留学するのであれば、英語を母国語とする現地の人や他の国からの留学生と積極的に交流するようにしましょう。

物価が高い

オーストラリアは日本よりも物価がかなり高いことで知られています。外食する場合には、ランチでも1,000円以上するのが当たり前です。留学費用を低く抑えるためには、なるべく自炊するなどの工夫が必要となるでしょう。

物価が高い一方で、オーストラリアは最低賃金が高く設定されており、2019年11月時点で19.49ドル(約1,460円)となっています。学生ビザであれば、留学生でも就労が許可されているので、アルバイトをして留学費用の足しにすることもできます。

参考

Minimum wages – Fact sheets|Fair Work Ombudsman

オーストラリア英語独特の発音

オージーイングリッシュとも呼ばれるオーストラリア英語は、独特の発音で知られています。聞き取りづらく感じる人もいるかもしれません。どうしてもアメリカ英語に近い発音を身につけたいと考える人にとっては、この点がデメリットになり得るでしょう。

ただし、英語のアクセントは国や地域によって千差万別です。多くの日本人が「標準的な英語」としてイメージするであろうアメリカ英語も、他の国・地域の人々からすればなまりの強いアクセントに感じられるものです。現代では第二言語として英語を話す人も増えており、さまざまな英語の発音を聞き取る力はこれまで以上に重要となっています。世界中から留学生が集まるオーストラリアでは、オージーイングリッシュを含む多様なアクセントに触れることができます。このことは、オーストラリア留学のデメリットではなくメリットと捉えることもできるでしょう。

オーストラリア留学はこんな人におすすめ

多くのメリットがあるオーストラリア留学ですが、特に以下のような人にはおすすめできます。

  • 日本から近い国に留学したい
  • 留学中に働きたい
  • フィリピン留学にも興味がある

順に見ていきましょう。

日本から近い国に留学したい

アメリカ、イギリス、カナダ、ニュージーランドなどの英語を第一言語とする国は日本からの飛行時間が軒並み10時間を超えます。一方、オーストラリアの主要都市へは日本から10時間以内に行くことができます。日本になるべく近い国に留学したい人にとって、オーストラリアはぴったりです。

日本(羽田または成田)からオーストラリアへの飛行時間

都市 飛行時間
ケアンズ 約7時間
ゴールドコースト 約8.5時間
シドニー 約9.5時間
メルボルン 10.5時間

参考

オーストラリアへの飛行時間|地球の歩き方

留学中に働きたい

英語を使って働くことに興味がある人にも、オーストラリアはおすすめです。先にも触れましたが、オーストラリアでは学生ビザでの就労が認められています。労働時間の上限は2週間で40時間、1ヶ月間で80時間。週5日働く場合は1日4時間の計算となります。留学中はあくまでも学業を優先することが大切ですが、現地で働くことは英語力の向上にもつながるでしょう。

フィリピン留学にも興味がある

近年、英語学習を目的とした留学先として人気を集めているのがフィリピンです。オーストラリアよりも留学費用が安く距離も近いことから日本からの留学生が急速に増えています。

留学エージェントの中には、フィリピンとオーストラリアの「2ヶ国留学」を提供している会社があります。フィリピンでのマンツーマンレッスンで英語の基礎を身につけてからオーストラリアへと渡るプログラムです。英語力の基本を身につけた状態でオーストラリア留学に臨めるので、留学中に受ける授業の理解度が増し、より効率的な学習が可能となります。

フィリピンとオーストラリアは距離的にも近いので、渡航にかかる費用と時間が抑えられるというメリットもあります。フィリピンを含めた2ヶ国留学を検討しているなら、オーストラリアとの組み合わせがおすすめです。

おわりに

オーストラリアは世界的に人気の留学先ですが、その理由には教育の質の高さ、整備された留学生の受け入れ態勢、教育機関・教育コースの選択肢の多さなどが挙げられます。良好な生活環境と雄大な自然、治安の良さも大きなポイントです。他の英語圏の国と比較して距離が近く、時差も少ないことから、日本から留学しやすい国の一つと言えます。オーストラリア専門の留学エージェントもありますから、まずは留学プランについて相談してみてはいかがでしょう。

参考

オーストラリアの教育|Study in Australia

なぜオーストラリア?|Study in Australia

オーストラリア情報|Study in Australia

オーストラリア留学の10のメリットとデメリット|海外留学のワールドアベニュー

オーストラリアの大学に行くべき7つの理由|オーストラリア留学センター(進学版)

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この記事をかいた人

藤井ケンジ

ライター・翻訳者・ブロガー。国際基督教大学卒業後、教育系出版社にて自社サイトのデザインからコーディング、SEO施策にまで携わる。7年の企業勤務を経たのち、妻の出産を機にフリーランスに。翻訳(英語→日本語)の仕事のかたわら育児、家事情報をメインとしたブログを運営。ライターとしては育児、教育関連の記事を執筆。目下の関心はジェンダーと性差別。趣味は読書、映画、海外ドラマ、NBA(バスケットボール)。1児の父。