長期インターンシップはいつから?日程確認!
長期インターンシップは、1ヶ月以上の期間のインターンシップを指します。インターンシップの内容は、実際に社員と同じ業務を行うことが多いため、「3ヶ月以上」などと最低限働く期間が設けられていることもあります。また、実際に業務を行うため、よほどのことがない限りは賃金が発生します。
長期インターンシップの実施時期
長期インターンシップは1年中開催されています。例えば、大学1年生の時点で、長期インターンシップを始めて、大学4年生まで続けるというケースもあり得ます。
長期インターンシップの募集開始時期
長期インターンシップは、年間を通してオープンにして募集していることが多いです。ただ、長期インターンシップの受け入れ人数を満たしている場合は、募集を行っていないこともあります。逆に、欠員が出た場合は、再度募集が出る場合があります。
長期インターンシップを志望する場合は、募集があるタイミングで早めに応募することをおすすめします。また、現状募集がない場合は、就活サイトやインターンシップの参加を希望する企業のホームページをこまめにチェックするようにしましょう。
インターンシップを受けるための準備
インターンシップは、会社説明会に参加するのとは異なります。企業がインターンシップを実施する目的として増加傾向にあるのが、「採用を意識し学生のスキルを見極める」ことです。また、「入社意欲が高い学生を絞り込む」という目的もあります。インターンシップを受けるための準備を3つご紹介します。
(参照元:就職白書2019|就職みらい研究所,P15)
インターンシップの情報を取る
まずは、インターンシップの情報を得て、下記の質問に答えられるようになりましょう。
- インターンシップはどのくらいの期間で実施されるか?
- インターンシップの内容は?
- インターンシップに参加する目的は?
インターンシップは、半日や1DAYで職場見学や先輩社員との交流会を行うものや、参加学生でグループを組んで、プロジェクトを行うもの、長期間にわたって業務を行い賃金を受け取るものなど多様です。
企業のホームページや学校のキャリアセンター、就活サイトなどをチェックして、インターンシップへの理解を深めましょう。
自己分析を進める
次に、インターンシップに参加する目的を明確化するために、自己分析を進めましょう。自己分析を進めることは、インターンシップの選考のみならず、就職活動の選考にもつながります。特に、インターンシップの選考では、「志望動機」や「自己PR」が重視されます。自己分析は、自分のことを他人に分かり安く伝えるために「自分を客観的に見ること」です。感情ではなく、事実に基づいて自己分析をしましょう。
【自己分析を進める質問例】
- 自分の強み・弱みは何か?
- 時間を忘れてできること・趣味は何か?
- 休日の過ごし方は?
- 座右の銘は?
- 尊敬する人は?
- これまでで一番うれしかったことは?
- これまでで一番つらかったことは?
- つらかったことをどうやって乗り越えたか?
- 学生時代に頑張ったことは?
上記のような問いに対して、ひたすら「なぜそう考えるのか?」と自問を繰り返して心の底から考えていることを言語化していきましょう。また、友人や家族など、良き理解者に客観的な自分の特徴を教えてもらうと、自己分析に役立ちます。
業界・企業研究をする
インターンシップに参加するなら、業界・企業研究を行ってから参加することをおすすめします。学生がインターンシップに参加する一番の理由は、「業界・企業理解を深めるため」です。これは、何も知らない状態で参加していいということではありません。会社説明会やホームページからでは知ることができない、社風や先輩社員の働き方などに触れて「より理解を深める」ことに価値があります。
何も調べずに参加するよりは、事前に調べられることは調べてから参加した方が、インターンシップを終えてから得られるものは大きく変わるでしょう。
インターンシップの面接で聞かれる内容については、こちらの記事で詳しく解説しています。
インターンシップに参加するメリット
民間企業に就職を希望する学生のうち、半数以上がインターンシップに参加するため、「みんなが参加しているからインターンシップに参加している」という学生もいるのではないでしょうか。ここでは、学生にとってインターンシップに参加するメリットを3つご紹介します。メリットを理解して、メリットを発揮できるようにしましょう。
自分に合う会社かどうか確かめられる
企業がインターンシップを実施する目的は、業界・企業理解を深めてもらうためです。これは、入社後の早期退職を避けるためです。学生の視点で考えると、入社後に「思っていた業務内容と違う」「社風が自分には合わない」というミスマッチを減らすことができます。ミスマッチを防ぐことは、学生にとっても企業にとってもメリットと言えるでしょう。
本選考につながることもある
先述した通り、企業はインターンシップの活動を通して、優秀な学生に対して早めにアプローチしたいと考えています。つまり、インターンシップで採用担当者の目に留まれば、就活の本選考につながる可能性があるということです。また、インターンシップの経験は、本選考での自己PRにもつながるため、本選考の予行練習としても意味があるでしょう。
ビジネスマナーを学べる
SNSやチャットが普及している時代でも、企業間の正式なやり取りはメールで行われることが多いです。また、普段は敬語を使うことがない学生でも、先輩社員と交流する中で、ビジネスの場にふさわしい話し方を身につけることができます。
このように、話し方、ビジネスメールのマナー、あいさつするときのマナー、用件を伝えるときの方法など、会社で働くようになってから必要となるスキルを学ぶことができます。
まとめ
インターンシップの実施は、8月と2月がピーク。短期インターンシップは、学生が長期休暇となっている夏休み、冬休み、春休みに集中的に実施されます。少なくとも1ヶ月以上前から、積極的にインターンシップの情報を取りに行って、応募に間に合わなかったということがないようにしましょう。
参考
インターンシップいつから始める?参加時期・申し込み時期は?【先輩アンケート】|リクナビ就活準備ガイド
インターンはいつから始める?参加メリットと申込み方法も紹介|就活の未来
インターンシップはいつから始めればいい?募集開始時期は?|ゼロワンインターン
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