面接前にしておくべき3つのこと
ここまで面接での質問内容をご紹介しましたが、質問への回答を考えることは、面接までにしておくべき大切なことです。ここでは、準備しておくべき3つのことをご紹介します。
自己分析
全ての軸となるのが自己分析です。自分は何が得意なのか? 自分は何が苦手なのか? 自分はこれまでにどのような経験をしてきたのか? 人との関係の中では、どのような役割を持つことが多いのか? など、客観的に自分を見つめる必要があります。そうすることで、自分で自分を理解することができ、他人に自分を売り込むことができるようになります。
自己分析は、これまで自分がしてきた事実から、自分について理解する方法がおすすめです。例えば、生まれてからこれまでの自分の歴史を「自分史」にまとめ、時系列で自分の感情や選択を書き出す方法です。自分史を作ると、強く印象に残っているエピソードが出てきます。これらのエピソードを深堀りしていくことで、自分の特徴が見えてきます。
また、自分の視点だけでなく、他者の意見を聞くことも大切です。他者の意見は、自分では見えていない部分を教えてくれる材料です。そして、自己分析は一度すれば終わりではありません。継続することで、より精度の高い自己分析ができるでしょう。
業界・企業研究
就職したいと思っている業界や企業でインターンシップをすることを考えると、業界・企業研修は、就活にも活きてきます。業界・企業研究で共通して言えるポイントは、概要となる数字を把握していることです。
例えば、企業であれば、業界内でどの程度の位置にいるのかを、売り上げなどの数字で把握しておきましょう。数字から、企業の成長率や業績も見えてきます。
また、企業の特徴を知るには、競合他社との違いに着目することが大事です。他社との違いが、その企業の特徴となって表れてきます。
インターンシップに参加する目的の明確化
参加目的は明確化すべきです。能力がある学生でも、参加したいという意欲が感じられなければ、インターンシップに参加しても得ることはないだろうと判断されてしまいます。また、インターンシップに参加する理由がないのであれば、無理に参加することもないと思われてしまいます。
インターンシップ以外にも、海外留学や旅行、ボランティア、アルバイトなど、仕事について考えたり、自分自身を理解する機会はあります。インターンシップに参加するかどうかも含めて、参加目的を言葉で伝えられるレベルにまでしておきましょう。また、参加しない選択をするのであれば、なぜ参加しないかも言葉で伝えられるようにしておきましょう。
面接時のマナーと服装
面接は、会社の土俵で行われる対話の場です。つまり、会社に適したマナーや服装で臨むべき。基本的な内容は下記の3点です。
- あいさつができること
- 適切な言葉遣いで話せること
- 身だしなみが整っていること
服装については、指定がなければスーツで行くのが無難でしょう。ビジネスカジュアル、オフィスカジュアル、私服などと指定がある場合は、会社の指定に従うようにします。ただし、服装については私服であっても何でもいいというわけではありません。インターンシップ先の社風や先輩社員の服装を参考にして決めるようにしましょう。
インターンシップの服装については、こちらの記事で詳しく解説しています。
まとめ
インターンシップの面接では、「志望動機」と「自己PR」を軸に質問がされます。採用担当者は、あなたの人柄や意欲を確かめています。短い時間で、自分のことを伝えるために自己分析、業界・企業研究を事前に行っておきましょう。
参考
インターンシップに関する調査 インターンシップに関する調査 |キャリタス就活2020
【質問例あり】インターンシップ面接でよく聞かれる質問と答え方のヒント|リクナビ就活準備ガイド
インターンシップ面接の準備で押さえておきたいポイントまとめ|リクナビ就活準備ガイド
【保存版】インターンの面接で聞かれる質問・逆質問・答え方!自己紹介から服装・マナーまで|PASONA
インターン面接で聞かれる定番の質問5選!答え方を紹介|ゼロワンインターン