エントリーシートのテンプレートの作り方
それでは、実際にエントリーシートのテンプレートの作り方を例文とともに解説します。
自己PRの書き方と例文
エントリーシートの自己PRは「結論→具体的なエピソード→その経験をどのように生かすか」の順に文章をまとめていくとうまく仕上がります。学生時代に力を入れてきたことは誰でも何か1つはあるものです。事前に以下のようなテンプレートを作成しておくと、効率的に自己PRを作成することができます。
自己PRのテンプレート例
◾︎結論
私の強みは[ ]です。*1 私は[ ]には自信があります。*2 ◾︎具体的なエピソード 大学では[ ]に所属していました。(根拠) [ ]から[ ]に取り組んでいます。(根拠) [ ]を目標に設定し取り組みました。(目標) 当初は、[ ]のため、うまくいきませんでした。(大変だったこと) そこで私は[ ]することに着手しました。(どのように乗り越えたか) その結果、[ ]という成果を得ることができました。(結果) 私はこの経験から[ ]ということを学びました。(学び) ◾︎その経験をどのように生かすか 貴社に就職しましたら、この経験を生かし、[ ]で貢献して参りたいと考えます。 |
*1,*2:こうして書く!エントリーシート(ES)のテンプレート活用術!|就活Hackより引用
最後の「その経験をどのように生かすか」を志望企業の動向に沿った内容にまとめられるよう、具体的なエピソードを選ぶといいでしょう。エントリーシートのスペースにもよりますが、文字数は800〜1,000字が目安です。
参考
こうして書く!エントリーシート(ES)のテンプレート活用術!|就活Hack
志望動機の書き方と例文
志望動機は自己PRと同様、エントリーシートで質問される定番の項目です。事前にテンプレートを作成しておくことで、手間や時間をあまりかけずに書くことができるのでおすすめです。志望動機では、書き出しに自分が取り組んできたことなどを述べてから結論に移ると自然な流れになります。
志望動機のテンプレート例
◾︎書き出し
私は、学生時代[ ]に取り組んできました。 私は、前職では[ ]に携わってきました。 ◾︎結論 [ ]という理由から、貴社を志望いたしました。 [ ]を実現させたいと思い志望いたしました。 ◾︎理由 貴社の[ ]に大変魅力を感じています。 貴社は[ ]に取り組んでいます。 ◾︎抱負・展望 入社後は、[ ]を生かして貴社に貢献したいと思っています。 |
志望動機を書くときのポイントは、「理由」に「なぜその企業でなければならないか」を具体的に述べることです。志望企業のことについてよく把握し、深く掘り下げて考えてみましょう。
エントリーシートのテンプレートの注意点
ここでは、エントリーシートのテンプレートを使用するときの注意点についてご紹介します。
テンプレートをそのまま使用しない
テンプレートはそのまま使用せず、完成した文章を自分なりにカスタマイズしてみましょう。テンプレートは効率的で便利ですが、そのまま使ってしまうと内容の浅い文章になってしまうこともあります。できあがった文章が自然な流れかどうかなどを必ず確認し、必要に応じてアレンジするといいでしょう。
テンプレートのバックアップを取る
電子機器は紙媒体と違い何が起こるか分かりません。いざというときに、データが消えてしまっては大変です。必ずバックアップを取る習慣をつけ、もしものときに備えるようにしましょう。
企業名にミスはないか必ずチェック
提出する前に、企業名を間違えていないかどうか必ず確認してください。テンプレートに頼りすぎて、つい前に書いた企業の名前をそのまま残して次の企業に使用してしまうこともあるかもしれません。
まとめ
エントリーシートのテンプレート作成方法や注意点などについてご紹介しました。就職活動中は、限られた時間の中で多くのタスクをこなしていく必要があります。時にはストレスを感じてしまうこともあるでしょう。エントリーシートをテンプレート化することにより、少しでも手間と時間を省いて効率的に就職活動を進めてみてはいかがでしょうか。
参考
【プロが指南 就活の極意】大学3年生の夏から始めること|産経新聞
【テンプレート有】エントリーシートとは?質問例と基本文|キャリンク
こうして書く!エントリーシート(ES)のテンプレート活用術!|就活Hack
【エントリーシートのテンプレート例文】効率のよい自己PRの書き方|就活の未来