好印象を持たれたい!エントリーシートの学歴・職歴の書き方 - cocoiro career (ココイロ・キャリア)

エントリーシートを書き始めたものの、学歴・職歴欄の書き方が分からない方。また、在学中にストレートで卒業まで向かわなかった場合の書き方に悩まれる方も必見です。当記事では、エントリーシートの学歴・職歴欄の基本的な書き方から、特殊ケース別の書き方まで、記入例とともにご紹介します。

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エントリーシートに学歴・職歴を書くときの基本

エントリーシートとは、学生が就職活動において企業に提出する応募書類の1つです。一般的に履歴書は人事データとして保管される公的書類であり、「JIS(日本工業規格)」という国の標準規格にのっとって記入欄が設定されています。対して、エントリーシートは採用時の選考書類で、企業が選考基準とする項目を企業ごとのフォーマットや文字数で設定されている場合が多いのが特徴です。

しかし、履歴書とエントリーシートの学歴・職歴欄の記入の仕方に違いはありません。そのため、当記事で説明するエントリーシートの学歴・職歴の書き方は、履歴書にも通用します。

では、基本的な学歴・職歴の書き方を見てみましょう。

学歴・職歴欄の枠組みと書き順

学歴・職歴欄のフォーマットは次のように年月を書く欄と、学校名や就職企業名を書く欄に分かれています。

【新卒者の学歴・職歴欄のフォーマット】

学歴・職歴(項目別にまとめて記入)
学歴
平成×× 3 神奈川県横浜市立〇〇中学校 卒業
平成×× 4 私立 〇〇高等学校 入学
平成×× 3 私立 〇〇高等学校 卒業
平成×× 4 〇〇大学〇〇学部〇〇学科 入学
平成×× 3 〇〇大学〇〇学部〇〇学科 卒業見込み
職歴
なし
以上

学歴・職歴欄を書く基本的な順番は次のとおりです。

  1. 1行目の中央に「学歴」と書き出す
  2. 学歴の次行以降に、左寄せで「学校・学部・学科・専攻等」を書く
  3. 最終学歴から1行空けて、中央に「職歴」と書く
  4. 職歴の次行以降に、左寄せで「就職企業名・担当部署・役職等」を書く
  5. 最終職歴の次行の右下に「以上」と書く

「細部まで・正しく・統一して・漏れなく」書くと好印象!

エントリーシートは応募企業へ提出する書類なので、社会人として仕事をていねいに正確にこなせることを示すために細部まで正しく漏れなく書くことが大切です。学歴・職歴欄を書く場合は次の点に注意しましょう。

  1. 学校・学科・専攻や企業・担当部署・役職等は省略せず、必ず正式名称で記入する

学歴・職歴が長くなる場合は、2行以上に分けて書いても良い

  1. 入卒年は、西暦と和暦のどちらかに統一させる
  2. 時系列を正確に守る
  3. 学歴と職歴を混同しない

学歴・職歴はどこまで書く?採用担当者が知りたいこと

学歴はどの時点から書き始めるのが良いのでしょうか。また、職歴はどの就業状況まで書くと良いのでしょう。学歴と職歴の基本な内容や範囲についてご説明します。

学歴は中学校卒業から最終学歴まで

学歴を書く範囲について、明確な決まりはありません。しかし、一般的には義務教育が終了する中学校卒業から、学んだ最終学歴までを書きます。

最終学歴とは、卒業した教育機関の中で最も高い教育歴のことをいい、高い順に次のとおりになります。

  1. 大学院
  2. 大学
  3. 短大
  4. 専門学校
  5. 高等学校
  6. 中学校

そのため、エントリーシートに最終学歴を書く欄しかない場合は、自身の教育歴の中で最も高い学歴を書きましょう。

そのほか、中学校・高等学校名を書く場合は、学校名の前に「国立」「県立」「私立」など学校の設置者が分かる表記を書く必要がありますが、大学以降は不要です。

「入学」や「卒業」は、学校名との間に1文字空けて書きましょう。新卒の場合は、最終学歴在学中に就職活動を始めるので「卒業見込み」と書きます。

職歴は正社員・契約社員などの就業経験のみ

職歴は正社員・契約社員などの就業経験を書きます。そのため、アルバイトや長期インターンシップは職歴欄に書きませんが、その経歴を就職に生かしたい場合は自己PR欄や志望動機などの欄に書いてアピールしましょう。

「入社」は、企業名との間に1文字空けて書きましょう。企業を辞める場合は、一般的に1行を使って「一身上の都合により退職」と書きます。新卒の場合は就業経験がないため、「なし」と書きましょう。

職歴を書くときは、学歴よりも詳しく担当業務に関わる内容を書きます。例えば業務内容や従業員数、担当業務、役職などをできる限り簡潔に書きましょう。そして、退職せずに転職先を探している場合は職歴の最後に「現在に至る」と書き、「以上」で締めましょう。職歴欄の具体記入例を見てみましょう。

【職歴欄の記入例】

学歴・職歴(項目別にまとめて記入)
職歴
平成×× 4 〇〇株式会社 入社
インターネット関連会社 従業員数:××名
経理担当として、伝票整理や財務諸表等作成に携わる。
平成×× 3 一身上の都合により退職
平成×× 4 株式会社〇〇 入社
不動産業 従業員数:××名
経理担当として財務諸表等作成に携わり、平成××年×月より内部監査
部門に配属。
現在に至る
以上