エントリーシートがダウンロードできるまでの流れ
インターンシップや自己分析、業界・業種・企業分析を経て、エントリーする会社が数社決まった場合はエントリーシートを入手する準備を整えましょう。こちらでは、スカウトを受けずに求人募集にエントリーする場合を前提として、エントリーシートがダウンロードできるまでの流れをご説明します。
1:エントリーする
エントリー解禁日である3月1日に、企業や就活支援サイトに個人情報を登録して、会社説明会の案内を送ってもらう手続きをとりましょう。
2:会社説明会に参加する
会社説明会の案内が届いたら必ず会社説明会に応募しましょう。
一般的に会社説明会に応募すると、企業からバーコードの付いた参加票が発行されます。その参加票を印刷して会社説明会に持参し、受付で社員にスキャンしてもらいます。すると、会社説明会に参加した当日から翌日の内に、企業の採用専門サイトのエントリーシートのダウンロードボタンが押せるようになります。
そのほか、参加票の配布がなく、決められた日に一斉にエントリーシートのダウンロードを開始する企業もあります。 会社説明会の中でダウンロード一斉開始日が案内されますので、聞き逃さないようにしましょう。
エントリーシートがExcel・Word形式かOpenESかはこの時点までに分かります。急にエントリーシートを書くことに焦らないために、会社説明会までに下書きの練習をしておくことをおすすめします。
3:エントリーシートをダウンロードできるようになる
会社説明会後、数日でエントリーシートをダウンロードできるようになった場合はすぐにエントリーシートを書き始めましょう。
ダウンロードの一斉開始日が案内される場合は、その日まで待つ必要があります。1人当たりの平均エントリー社数は28.5社なので、エントリーシートを書き始めると多忙を極めます。そのため、エントリーシートの受付開始日と締切日は忘れずに記録しておきましょう。
参考
2020年卒 6月1日時点の就職活動調査|キャリタス就活2020
エントリーシートをダウンロードする前に!環境を整えよう
エントリーシートをダウンロードする場合、ネット環境が整っている必要があります。会社説明会や就職支援イベントへの参加などもあるため、外出先でもエントリーシートが書ける環境を整えるのがおすすめです。エントリーシートをダウンロードする準備についてご説明しましょう。
ハードは【ノート型パソコン】がおすすめ
外出先でもエントリーシートを書くためには、ノート型パソコンがおすすめです。エントリーシートの書き間違いなどを防ぐためにも、スマートフォンではなくパソコンを使用するのが一般的です。
パソコンは使用する頻度や用途によって必要となる機能が変わるため、製品価格帯には大きな幅があります。将来的に小中学校時代からパソコンを1人1台所有することが報道されている昨今を考えると、格安で低機能なパソコンを購入するのはおすすめしません。
下記参考サイトに、2019年度おすすめのノート型パソコンが紹介されていますので、ご覧ください。
参考
【2019年版】大学生におすすめのノートパソコン15選。授業や就活で大活躍(2019.11.3)|SAKIDORI
授業や就活で本当に使えるのはどれ?大学生におすすめのノートPC13選(2019.2.16)|@DIME
ファイル名を確認!対応する【ソフト】をインストールする
エントリーシートのファイル名を確認し、対応するソフトをパソコンにインストールしましょう。
Officeソフトが既にインストールされているパソコンを購入している場合は、追加してWordやExcelなどのソフト必要ありません。ただし、Officeソフトの中には一般的に使う機会がないソフトも含まれおり、その分、割高に価格が設定されています。そのため、ソフトがインストールされていないパソコンを購入し、必要なソフトを後からインストールする方が初期投資として安くすむのでおすすめです。
パソコンに詳しい人や家電量販店に相談の上、ハードとソフトは同時に購入されると良いでしょう。
【エントリーシートの形式とソフト、その値段】
エントリーシートの形式 | ソフト | 値段 |
PDF(.pdf) | Acrobat Reader DC | 無料 |
Excel(.xlsx) | Microsoft Office
Microsoft Excel 2019(最新 永続版)|オンラインコード版|Windows10/mac対応|PC2台|Amazon |
約15,000円 |
Word(.doc) | Microsoft Office | 約15,000円 |
データが圧縮された状態(.zip) | ExcelやWordの文書が圧縮されているファイル | - |
参考
Microsoft Officeはどれを購入するべきですか?できれば無料で。|そうがわパソコンサポート
提出方法を確認!印刷する場合は【プリンター】
エントリーシートをWebデータでダウンロードしたものを、用紙に印刷して提出する企業もあります。その場合は印刷するためのプリンターが必要です。紙にこだわる必要はありません。規定のサイズを確認してからプリンターを購入し、自宅で出力・作成できるようにすると便利です。
参考
【就活準備】就活おすすめプリンター (社会人になってもそのまま使える!)(2018.5.12)|けおのTokyoサバイバル
ただし、USBメモリさえあれば、現在コンビニでも印刷は可能です。そのため、費用対効果を考慮し、プリンターを買うよりもコンビニ印刷を利用した方が安く済む場合もありますのでご注意ください。
下記参考にコンビニで印刷する方法について詳細が説明されていますので、ご覧ください。
参考
コンビニでUSBメモリから印刷する方法と値段・PDFやワード・エクセルを印刷するやり方のまとめ(2019.10.10)|ノマド的節約術
利用状況に合わせて【ネット環境】を整える
就職活動中は移動がとにかく多いため、ちょっとした隙間時間でもネット検索してエントリーシートを書くための情報を得られる環境を整えるのがおすすめです。外出先でも自宅でも通信するのにおすすめなのが、モバイルWi-Fiです。通信費が安く工事が不要なので簡単に利用を開始できます。ただし、電波状況によって通信速度が遅くなるので、利用方法次第では不便になってしまう可能性もあります。
下記参考にモバイルWi-Fiについての詳細がかかれていますので、ご覧ください。
参考
【2019年版】ポケットWiFiランキング.jp|ポケットWiFi各社を徹底比較!一番おトクなポケットWiFiをご紹介
ネット環境にはどんな種類がある?導入方法や速度・料金比較も|iphone格安SIM通信
エントリーシートがダウンロードできない場合の対処
エントリーシートがダウンロードできない場合は、必ず何らかの原因があります。パソコン周辺機器はやみくもに対処をすると壊れてしまう可能性がありますので、原因を明確にして対処に臨みましょう。
エントリーシートがダウンロードできない原因別の対処方法をご紹介します。
ブラウザが非対応している恐れ~ブラウザを変える
ブラウザとは、Webサイトを画面上に表示するための閲覧ソフトで、標準搭載されているものだけでなく、無料のブラウザをダウンロードして使うこともできます。
インターネットの世界は最先端の技術革新が日々行われています。そのため、日頃慣れ親しんだブラウザであっても、古い技術となってしまった場合は最新技術を利用するコンテンツをサポートできなくなることがあります。
エントリーシートのダウンロードができない場合、ブラウザが非対応している可能性があるならば、別のブラウザをダウンロードしてみましょう。ブラウザの種類については下記参考に詳細が掲載されていますので、ご覧ください。
参考
パソコン周辺機器の故障の恐れ~メーカーや専門窓口に連絡
別のブラウザをダウンロードしてもエントリーシートが開けない場合は、ソフト・パソコン・モバイルWi-Fiなどが故障している恐れがある場合があります。この場合は、自力で直すことはできない可能性が高いので、すぐにメーカーや相談窓口に連絡して対処してもらいましょう。
原因不明~大学のパソコンを利用する
エントリーシートをダウンロードできない原因が不明の場合や、故障でしばらく使えないと分かった場合は、慌てずに大学のパソコンを利用しましょう。自前のパソコンで隙間時間を使って作業できない分、大学へ戻る時間や滞在時間などをスケジュールに組み込んで動く必要があります。
参考に!合格エントリーシートを無料で読めるサイト
エントリーシートを書き慣れていない時期は、1枚書くのに時間がかかり過ぎてしまう場合があります。そんなときに役に立つのが、合格エントリーシートを無料で読めるサイトです。会員登録が必要ですが、人事担当者に好印象を持ってもらう文章のお手本として非常に良い勉強ができます。就職活動が本格化する3月までに一通り目を通して、自主練習しておくと良いでしょう。
【合格エントリーシートを無料で読めるサイト】
まとめ
エントリーシートを初めて書かれる就活生のみなさんに、就職活動の流れからエントリーシートをダウンロードするための準備、そして実行できないときの対処法までをご紹介しました。学生時代のアルバイト応募で作成した経験のある履歴書と似て非なるエントリーシート。緊張して書かれることかと思いますが、大切なことは自分自身に仕事選びの軸を持つことです。
自分が将来挑戦したい事柄や手段は1つに絞る必要はありません。しかし、仕事選びで譲れない価値観は明確にしておきましょう。そうすることで、エントリーシートをよどみなく書くことができることでしょう。
参考
【就活】エントリーシートがダウンロードできるサイト|MY就活ネット
就活の「エントリー」とはどういう意味?押さえておくべき3つの基本|賢者の就活
補正予算に「学校でパソコン1人1台」計上?(2019.12.3)|日経ビジネス電子版
エントリーシートをダウンロードする方法|用意すべきものと注意点(2019.9.13)|就活の未来
【就活生必見】エントリーシートのダウンロード入手ガイド!(2018.11.2)|就活Hack
“就活サイトに載っていない”隠れ優良中小企業の見つけ方5選【リクナビ・マイナビを使わない探し方】(2019.9.4)|ミニナル。
リクナビやマイナビを使わないで就活の駒を進める最高の方法【ナビサイト不要論】|キャリアの神様
意外と多いエントリーシートの手書き提出。その理由と対策は?(2019.1.8)|レクミー
そもそもOpenES(オープンES)とは? 評価ポイントを解説!(2019.12.4)|就活攻略論