第3位【服装】面接時と同様!男女ともスーツが基本
人事担当者に好印象を残す服装のポイントは「社会人としての覚悟」を見せることです。一般的な企業の就職活動での服装は、男女ともスーツが基本です。男女別のスーツ選びのポイントを見てみましょう。
【好印象を残すスーツ選びのポイント】
男性 | 女性 | |
スーツの色 | 黒
(注)濃紺やダークグレーが良い企業もある |
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スーツの柄 | 無地
(注)ストライプは避ける |
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スーツの襟 | ノッチドラペル | 特になし |
スーツのサイズ |
(注)前後にしわができず、きつすぎないことを確認する
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スーツのボタン | 2~3個で、一番下のボタンは開けておく
(注)華美なボタンは避ける |
2~3個ですべて閉める
(注)華美なボタンは避ける |
ボトムス | パンツ |
(注)膝丈 (注)マーメイドスカートやフレアスカート、パンツは受け入れられない場合がある。 (注)ストッキングの破れやほつれがないことを確認する |
シャツの色 | 白のみ | |
シャツの襟 | 体型に合わせる
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スキッパーシャツ
レギュラーブラウス |
ネクタイ |
(注)派手なものやキャラクターを避ける
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なし |
参考
いろいろあるジャケットの種類!ラペルやポケットにもこだわろう(2015.4.15)|オリヒカ
レディース就活スーツのおすすめ人気ランキング10選【2019年最新版】|マイベスト
スキッパーシャツとは?レディースコーデのコツや、おしゃれでかわいいスキッパーシャツを紹介!|Lady’s Code Collection
アパレルや広告、IT業界では「私服での撮影も可」という撮影条件がある場合があります。このような個人的な美的センスや発想の柔軟性を重視する業界の場合は、自己アピールをする機会と考え、私服で撮影した写真を貼付しましょう。
エントリーシートに貼る証明写真はどこで準備する?
就活準備ガイド「リクナビ」が実施したアンケートによると、就活生がインターンシップ応募用の写真を撮影した場所の上位3位は次のとおりでした。
第1位:写真館(54.1%)
第2位:スピード写真(25.6%)
第3位:スマートフォンやデジカメで自前撮影(12.8%)
参考
インターンシップ応募用の写真、人事はどこを見ている?服装や髪型など気をつけるポイントは?|リクナビ
では、就活生がエントリーシートの写真撮影場所を選んだポイントを順番に見ていきましょう。
第1位【写真館】値段は高いが安定したプロの仕事
最も多くの就活生が写真撮影場所に選んだのは写真館でした。値段は1,000~10,000円と幅があり、多くの企業にエントリーする場合はその分高額になることに注意しましょう。
ほかの撮影場所に比べてお金が高くかかるにも関わらず、就活生が写真館で証明写真を撮影することを選んだ理由をまとめると次のとおりです。
【就活生が写真館で証明写真を撮影した理由】
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参考
就活のエントリーシート用証明写真を撮る前に知っておくべきポイントと撮り方(2019.10.7)|センケンjob新卒
これに対して、学生・社会人・人事担当者・企業をつなぐサイト「ジョブウェブ」が人事担当者に実施したアンケートによると、写真撮影を写真館で撮影した方が良いと考える比率は47.4%であることが分かりました。理由をまとめると次のとおりです。
【人事担当者の意見】
写真館で撮影した方が良い理由 | 写真館で撮影しなくても問題ない理由 |
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参考
就活の証明写真は写真館で撮影しないとNGなのでしょうか?(採用活動ミニアンケート調査報告)(2018.8.30)|ジョブウェブ
就活生と人事担当者の意見を合わせると、エントリーシートに貼付する写真はできるだけ写真館で撮影するのが良いけれど、必須ではないということが分かります。
第2位【スピード写真】写真加工は自分でチェック
次に多くの就活生が写真撮影に利用したのはスピード写真です。駅前などにあり、24時間利用できるため急に証明写真が追加で必要になったときもすぐに手に入れることができます。また、撮影料金は1,000円程度ですが、写真のクオリティは高く写真館と遜色ありません。
ただし、写真館で受けられるさまざまなサービスはないので、撮影や貼付する前に気を付けたいことがいくつかあります。
【スピード写真で証明写真を撮影する際の注意点】
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第3位【自前のデジカメ】スマホや自撮りは避けた方が良い
最後は手軽に無料で撮影できる方法です。証明写真を自前で準備する場合、自撮りは無理なので知り合いに頼んで撮影してもらいましょう。
ただし、自前で撮影するといっても、スマートフォンでの撮影はおすすめしません。スマートフォンで撮影した写真はプリントするとクオリティが低いことが明らかに見て取れるため、人事担当者に就職活動に手を抜いているという印象を与えてしまいます。自前で撮影する場合は、できるだけ高性能なデジタルカメラで撮影しましょう。
証明写真を準備するときの注意点
エントリーシート用の証明写真を準備する際は、次の点に注意をしましょう。
【エントリーシート用の証明写真を準備する際の注意点】
サイズ | 縦40mm×横30mm |
撮影有効期限 | 3~6ヶ月 |
準備する枚数 | 平均20~30枚 |
(その他の注意点)
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参考
エントリーシート用の証明写真の撮り方とは|髪型・服装・写真のサイズなど(2019.10.4)|unistyle
エントリーシートをWebで送信する場合は、証明写真のデータを指定箇所にアップロードします。このとき、ファイル名・ファイル形式・ファイルサイズが企業から指定されたフォーマットに沿っているか、送信ボタンを提出する前にしっかりと確認しましょう。
「自分らしい写真」を準備する時の注意点
自分らしい写真は、応募者の人生経験や能力などの人物像を人事担当者が思い描くためのものなので、次の点に注意して選びましょう。
【「自分らしい写真」を準備する時の注意点】
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参考
【OpenES】添付する写真・画像はこれで決まり!『自己PR』と『学生時代に打ち込んだこと』(2019.3.5)|就活攻略論
【ES あなたらしい自己PR写真】通過する為の3原則!【採用担当が参考例も出しつつ解説】|いちまろ夫婦
まとめ
エントリーシートに貼付する証明写真や「自分らしい写真」が、採用合否に与える影響はあまりありません。しかし、写真の写りや取り扱い方などで人事担当者は就活生の人間性を評価しています。そのため、合否に影響を与えるものではないから、と手を抜かずに取り組む方が良いでしょう。社会人としてキャリアをスタートさせる第一歩として、ぜひ記念に残せるような写真を撮影してください。
参考
【内定者が教える】あなたらしい写真の選び方|ESでのNG例,自己PRの方法も|就活の教科書
OpenESの写真を“スマホ”で撮るのはありかなしか!(2018.8.4)|就活攻略論