担当した役職や業務内容
担当していた役職や業務内容についても、職務経歴書に詳細に記載する必要があります。採用担当者にとっては、応募者がどのようなスキルや経験を持ち、どのような姿勢で業務をしてきたのか判断する重要な項目となります。書き方は自由ですが、担当業務は箇条書きで、「3歳児クラスの保育・担任業務」「地域子育て支援担当業務」「行事準備(景品作成)」など、担当した業務とその内容について記載しましょう。
仕事をする上で、どのような工夫をし、どんな成果を出したかなどはもちろん、業務を通して学んだことなどもあれば、アピールポイントとして職務経歴書に記載するといいでしょう。
自己PR文
自己PR文では、これまで経験してきたことや身につけたスキル、これからどのようなことを実現したいのかを伝えるようにしましょう。具体的なエピソードを盛り込み、自分だけの自己PR文を作ることが大切です。もし未経験で保育士に応募する場合は、積極性や熱意をアピールするといいでしょう。
過去に退職している場合の理由の書き方
もし前職を退職している場合は、その旨を職務経歴書にも記載します。退職理由としては、主に「一身上の都合により退職」「契約期間満了により退職」「会社都合により退職」のどれかになるでしょう。
基本的には、職務経歴書に詳細な退職理由を書く必要はありません。契約期間満了や会社都合、妊娠や出産の場合は、その退職理由を簡潔に記載しましょう。
しかし、勤務していた期間が短い場合などは、「なぜ辞めたのか」と企業側が疑問に思う可能性もあります。人間関係がうまくいかなかったり、給与面に不満があったなどの理由で退職をした場合はマイナスイメージを持たれかねないので積極的に詳細な退職理由を書く必要はありませんが、状況を改善するために努力していたことなどを付け加えてポジティブな印象につなげられることもあります。
保育士の職務経歴書は分かりやすく正確に書こう
保育士になりたいという方は、今までの経験から学んだことなどを盛り込んで自分をPRし、職務経歴書をまとめるようにしましょう。ポイントを絞り、具体的なエピソードを用いて分かりやすく記載することも一つのポイントとなります。今回ご紹介した内容をもとに、保育士の職務経歴書を作成してみましょう。
参考
職務経歴書をかんたん作成!フォーマットダウンロード&書き方見本集|リクナビNEXT
【見本あり】保育士さんの職務経歴書の書き方~採用されるためのポイント~|保育のお仕事レポート
どう書くべき?職務経歴書・履歴書の「退職理由」 | 保育ひろば
保育士さんの職務経歴書や面接にも使える“自己PR”の作成ポイントを公開!【役立つ例文つき】|ほいくジョブ
職歴の書き方!逆順に並べる:逆編年体式はこうだ【職務経歴書】 | PARAFT