販売職で働きたい!採用される職務経歴書の書き方と例文をご紹介 - cocoiro career (ココイロ・キャリア) - Page 2

販売職の職務経歴書でアピールできるポイント

販売職に必要な接客力・マネジメント力・販売力があることを企業にアピールするためには、どのようなことを職務経歴書に書けばいいのでしょうか。以下で、具体的にご紹介します。

取扱い商品や店舗規模、主な業務内容

取り扱った商材の単価・品目数や顧客層、店舗の立地によって、接客方法や業務内容が変わります。そのため、業務内容が見える情報を具体的に示してアピールしましょう。

また、従業員数・店舗の規模によっても業務が異なります。大規模店の販売業務なら業務が細分化されているでしょうし、中小規模店の販売業務なら、販売スタッフが管理業務を兼任している可能性があります。

役職や任されていた業務内容があれば、それも詳しく書きましょう。役職が店長クラスであれば、管理業務や就業環境を向上させる業務などでマネジメント力をアピールすることができます。店長クラスでなくとも、店長代理業務を任される場合もありますので、担当した業務範囲は漏らさずに書きましょう。

予算に対する売上達成率や成果・表彰実績

目標として立てた予算に対してどの程度の売上を達成したかによって、業務への責任感をアピールすることができます。売上を上げたことで表彰された経験がある場合は、その社内限定のことであっても書いて良いでしょう。

売上を達成するためには、コストをおさえることも大事なポイントです。コスト削減によって効率的な販売につなげた原価企画・維持・改善の施策もアピールポイントになるでしょう。

これらの数字は「具体的に」「より詳細に」書くことで、採用担当者の信頼を得ることができます。分かる範囲で良いので、できるだけ数値で伝えるようにしましょう。

接客や販売で工夫した取り組み

セールスプロモーションや、顧客のニーズにあった商品開発・仕入れ・広告など、売上をより大きく伸ばすための取り組みをアピールすることもできます。

また、顧客に特別感を出すカードの送付やおもてなしを行ったことなど、接客の工夫をした取り組みも書きましょう。視野が広く、さまざまな気配りができることをアピールできます。

そのほか、店舗の種類や立地ごとに行った対応策なども書きましょう。独立型店舗ではなく、ビルイン型店舗・商業施設型店舗などは、店舗の賃借人であるテナント側の意向を反映させた販売を行う場合があります。配属される店舗ごとの適応力があることがアピールできます。

その他のアピールポイント

未経験の場合であっても、販売職に興味がある方はいらっしゃるでしょう。そんな方は、企業風土への適応力をアピールするのも有効です。これまでの職場で培ったコミュニケーション力や交渉力などが、企業にとってプラスになるというアプローチができます。

また、ExcelやPowerPointなどでの資料作成経験も大きなアピールポイントになります。売上を上げるための施策を立てる上で、売上が伸びない原因を探るために情報処理や計数感覚は非常に重要となるためです。

業界や業務内容がこれまでの経験と異なっても、その業務経験を別の形で生かすことができます。できるだけのことを自信を持って書きましょう。