こんなときどうする?漢検取得に関するQ&A
履歴書に漢検について記載する際に、疑問に思うことをピックアップしてみました。
漢検の合格発表が履歴書提出日に間に合わない!
企業へ履歴書を提出する締め切り日に、漢検の合格発表が間に合わない場合はどうすればいいのでしょうか。漢検をペーパーで受験した場合、申し込み後から結果が届くまでに約40日かかります。逆算して履歴書の提出日に間に合いそうにない場合は、漢検CBT(Computer Based Testing)を活用することをおすすめします。漢検CBTは、以下の要領で漢検を受験するシステムです。
<漢検CBTの概要>
・対象級:2〜7級
・受験資格:どなたでも受験可能
・試験内容:ペーパーテストのレベル・出題内容と同じ
・試験申込日程:随時
・試験実施日:随時
・受験地:47都道府県に150以上の会場設置
漢検CBTは毎日受験ができて、試験の約10日後に合格証明書が郵送されるので、履歴書提出日が近い人には特におすすめです。
参考
お申し込み後から結果のお届けまで|公益財団法人日本漢字能力検定
高得点で合格した場合は記載するべき?
2級以上を取得した漢検について記載する場合、高得点をとった人はその旨を記載すると高評価につながる可能性があります。履歴書に高得点の取得を書き添えることにより、面接で話のきっかけとして漢検の話題が取り上げられるかもしれません。漢検取得に向けての勉強のエピソードや、漢字の知識の大切さなど、面接で聞かれた場合に備えて漢検にまつわる「ネタ」を準備しておくのもいいでしょう。
資格の取得年を忘れてしまったときは?
資格の取得年月を忘れてしまった場合でも、年月欄に何も書かないままにしておくのは良くありません。履歴書の空欄は、意欲のなさとしてマイナスイメージを与えてしまう可能性があるからです。漢検の場合、必要書類を送付すれば有料で合格証明書を再発行してもらえるので、証明書に記載された合格認定日を確認してから、履歴書に正しい取得年月を書くようにしましょう。
まとめ
履歴書の資格欄の書き方や、漢検の記載方法などについてご紹介しました。履歴書は公式な書類ですので、ルールを守って正しく書く必要があります。漢検の資格を書くときは、正式名称で書きましょう。また、漢検は立派な資格になるので、高得点をとっている場合は積極的に企業にアピールすると良いでしょう。
参考
履歴書・職務経歴書の書き方|ハローワークインターネットサービス
漢検は正式名称で履歴書に記載しよう 略してはいけない意外な理由から就活で迷いがちな資格欄の書き方をご紹介 | 就活の未来
漢字検定は何級から履歴書に書ける?就職に有利? |All About
履歴書の免許/資格欄の書き方(書く順番や書ききれない場合など)|テクテクノート