学生が履歴書でアピールする資格の一つに「漢検」があります。ただ、漢検を企業にアピールしたいけれど、何級から履歴書に書いていいのかなど、いろいろ迷う人もいるのではないでしょうか。当記事では、履歴書に漢検の資格を書くときのポイントや注意点などについてご紹介します。
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もくじ
【履歴書の資格欄】正しい書き方と注意点
まずは、履歴書における資格欄の正しい書き方と注意点について見ていきましょう。履歴書を作成するときは、書き方のルールに従うことで、読みやすく印象の良いものに仕上げることができます。
資格は取得した順番に記載する
履歴書の資格欄には、資格を取得した年月日順に書きましょう。資格試験を受験した日や、証明書などが交付された日ではありませんので気をつけてください。取得年月日をきちんと確認し、古い順から記載します。応募先の仕事内容に関連する順番に書くという考え方もありますが、そういった特別の理由がない限り、一般的には取得年月日順で書きます。
年号は統一して記載する
履歴書に年を記載するときに、西暦と和暦のどちらで書いたらいいのか迷う人もいるでしょう。基本的に、履歴書の年は西暦と和暦のどちらでも問題ありません。大切なのは、どちらかに統一して記載することです。資格欄に限らず、西暦か和暦を選んで履歴書全体で揃えるようにしましょう。
応募先の企業・職種にあった資格を優先的に
資格欄に取得資格をすべて記載できない場合は、応募する企業や職種に関連する資格をピックアップして書きます。例えば外資系の企業に応募する場合は、ビジネス系や語学系の資格を優先して記載します。
取得・合格に向けての勉強中でも記入可
まだ取得はしていなくても、実際に合格・取得に向けて勉強をしているのであれば、資格欄に記入することができます。特に、応募する企業で生かすことができそうな資格であれば、選考に有利に働くかもしれません。勉強中の資格について記載する際は、「○○○取得を目指して勉強中」「○○○取得を目指し、受験予定」などと書きます。
「合格」「取得」の分け方
免許や資格には、「合格」と「取得」の2通りの書き方があります。選び方は、以下のとおりです。
●【合格】合格証が交付されるもの。英検や簿記検定などである一定の基準に合格する。
- 【取得】免許証が交付されるもの。免許証がないと業務を行えない資格をとった際用いる。
(引用元:履歴書の免許/資格欄の書き方(書く順番や書ききれない場合など)|テクテクノート)
漢検を記載する場合は、「合格」となります。資格・免許を記入する際は適切な方を選び、正しく記載するように心がけましょう。
漢検は立派な資格になる
多くの企業が、漢検を採用の評価材料として活用しています。日本漢字能力検定協会が行った調査によると、調査を行った企業のうち約2割が「新卒採用の評価指標として活用」しているという結果でした。また、言語力だけでなく「目標に向かって学ぶ意欲」が評価されていることも分かりました。漢検は、就職活動の強みとして資格欄に記入することができます。
参考
漢検受験をオススメするズバリ!3つの理由|公益財団法人日本漢字能力検定協会
漢検を資格欄に書くときのポイント
それでは、漢検を資格欄に書く際に知っておきたいポイントについてご紹介します。せっかく取得した資格ですので、正しく記載し、書類選考で高評価をもらえるようにしましょう。
有利に働くのは2級取得から
就職活動において、漢検が評価基準となるのは「2級」からと言われています。漢検2級は、「高校卒業・大学・一般程度」「常用漢字がすべて読み書き活用できるレベル」です。このことから、社会人として読み書きができない漢字がないレベルの証明とみなされるため、選考においても「言語力がある」という評価を得ることができます。
正式な取得年月日を記載する
履歴書に資格を書く際は、正しい取得年月日を記入するように注意しましょう。資格を持っていることが分かれば、取得年月日は間違っていてもあまり関係ないように思うかもしれません。しかし、取得年月日の間違いは詐称とみなされる可能性もありますので、資格を取得した正式な年月日を書くようにしましょう。
固有名詞は正式名称で記載する
資格名などの固有名詞は、必ず正式名称で書きます。「漢検」は、公益財団法人日本漢字能力検定協会の登録商標です。正式名称は「日本漢字能力検定」となります。履歴書には、正式名称と取得した級を記入しましょう。
<記入例>
年 | 月 | 資格・免許 |
平成◯ | △ | 日本漢字能力検定 2級合格 |