履歴書を書くときに意外と悩んでしまうのが、交通機関の書き方です。近年はインターネットで路線検索や所要時間などが簡単に分かりますが、ドアtoドアの場合はそれだけではありません。この記事では、履歴書の交通機関の欄について、企業側がいったい何を見ているのか、どのように書くべきなのかをご紹介します。
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履歴書の交通機関・基本的な書き方のルール
履歴書の交通機関の欄を書く際には、基本的なルールが存在します。このルールに則って、正しく交通機関を書きましょう。
最短のルートで書く
一番最初に押さえておきたいポイントは、最短ルートで考えるということです。ターミナル駅を利用する場合などは、多くの路線が乗り入れているため複数の通勤経路が考えられます。その中でも、最もルートが短いものを選んで記入するようにしましょう。
応募者個人の体力的負担や、企業側の交通費の負担を考えると、通勤に時間や交通費がかかる応募者は避けられる傾向にあります。できる限り時間や費用の少ない方法で通勤できるように、通勤ルートを綿密に調べておくことが大切です。
5分単位で書く
通勤の所要時間は、5分単位で書きましょう。12分なら10分、18分なら20分というように、四捨五入するのが一般的です。また、所要時間が60分を超える場合は、「80分」などと分単位で書くのではなく、「1時間20分」と書きます。「〇分~〇分」というあいまいな記入方法も避けてください。
片道の所要時間を書く
履歴書に記載する通勤時間は、家から職場までの片道分を書きます。公共交通機関を使用せず、徒歩やマイカー・バイクなどで通勤をする人も同じです。往復時間を書いてしまうと、本来の2倍の時間が通勤にかかるものと思われてしまいますので、採用にも不利になる可能性が高くなります。
利用する交通機関を書く
電車・バス・マイカー……通勤で使用する交通機関は人によりさまざまです。なかには、自転車や徒歩だという方もいるでしょう。通勤時間欄の空いたスペースには、自分が使用する予定の交通機関を簡単に記載してください。スペースに余裕があれば、「JR」「地下鉄」というカテゴリーだけではなく、「JR〇〇線」「東京メトロ〇〇線」などと書くとていねいな印象になります。
交通機関の欄で担当者は何を見ているの?
履歴書の交通機関の欄、採用担当者は何を見ているのでしょうか?
交通費がどのくらいかかるのか
多くの企業は、社員の通勤にかかる費用を負担します。そのため、あまりにも交通費が高い応募者は敬遠されてしまう可能性があります。毎月自社がどのくらいの負担をすれば良いのか考えることは、経営上でも大切なポイントでしょう。
応募者の体力的な負担はどうか
通勤時間が長いということは、通勤する人にとって大きな負担になってしまいかねません。通勤は毎日のことですから、仮に30分の人と2時間の人がいた場合、両者の負担は大きく異なります。通勤時間が長いことにより、業務に支障が出ないか懸念することもあります。
正しい経路で申請しているかどうか
複数の経路がある路線の場合、交通費を多くもらおうとして、遠回りの経路を申請する人がいることもあります。企業側は、最短・最安の経路が書かれているのかを確認します。仮に遠回りの路線を書いて採用されたとしても、のちのちトラブルになる可能性が非常に高いので、最短・最安の経路を正しく記入するようにしましょう。