履歴書には、連絡先の欄に住所や電話番号だけでなく、メールアドレスを記入する箇所があります。このメールアドレスには書き方やルールがあることをご存じでしょうか？
当記事では、履歴書のメールアドレスに関する情報をまとめました。書き方のポイントや、最低限守りたいルールなどをご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
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履歴書のメールアドレス・どうして必要？
そもそも、携帯電話の番号や住所を記載しているのに、どうしてメールアドレスが必要なのでしょうか？ その理由を解説していきます。
面接時に必要なデータの受け取りができる
面接時に別途提出が必要な書類の受け渡し方法として、応募後に企業側からデータが送られてくる場合があります。郵送でも対応は可能ですが、メールの方が早く確実に送れることもあるため、メールアドレスが必要なケースがあります。
日程調整がスムーズで確実になる
応募後に面接の日程調整などを行う場合、電話ではなかなか連絡がつかないことが考えられます。また、電話だけで対応するよりも、メールで文字にして伝えた方が確実だというメリットもあります。電話が繋がらなかった際に折り返す手間を省けること、メールであれば文字として残るため連絡事項を確実に伝えられることなどから、メールアドレスの記載が必須項目となっていることが多くあります。
履歴書のメールアドレス・書き方のポイント
履歴書にメールアドレスを記載する場合は、書き方にポイントがあります。ここではそのポイントをご紹介しますので、履歴書の作成時に注意してみてください。
ブロック体で位置を揃えて書く
メールアドレスには、当然ローマ字が入ります。ローマ字はブロック体を使用して、位置を揃えて書きましょう。筆記体は非常に読みにくいので、使用しないでください。ハイフン（‐）やアンダーバー（_）がアドレスに入っている場合は、特に位置を揃えて書くように心がけましょう。
紛らわしい文字にはフリガナを書く
- 0（ゼロ）／o（ローマ字のオー）
- 1（イチ）／l（ローマ字のエル）
- u（ユー）／v（ブイ）
- 9（キュウ）／q（ローマ字のキュー）
- ‐（ハイフン）／_（アンダーバー）
上記の文字は、手書きだと少々紛らわしくなります。ローマ字にクセのある人の場合は、余計に分かりにくくなる可能性があります。
このような紛らわしい文字が含まれているアドレスの場合には、ゼロ・エル・イチなどフリガナを付けると良いでしょう。すべての文字にフリガナを付けるのではなく、紛らわしい・分かりにくい部分だけ付けるようにすると非常に見やすくなります。
記入欄がない場合は連絡先欄へ書く
履歴書の仕様によっては、メールアドレスの記入欄がないものもあります。そのような場合は、連絡先の欄に記入しておきましょう。「メールアドレス：〇△◆＠～」のように書けば大丈夫です。
メールアドレスが枠内に入りきらない場合
通常、メールアドレスは改行せず、1行に収めることが良いとされています。そのため、就職活動用のメールアドレスであまり長いものはおすすめしません。
ただ、どうしてもという場合は、小さい字で詰めて書く、もしくは2列に分けて書くようにしてください。字を小さくしてしまうと担当者が見にくく感じることもあるので、＠マーク前のアカウントと、＠マーク以降のドメインを分けて書くのが一番見やすいでしょう。
